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クロウさん のコメント

古典ほど面白いネタの宝庫はない気がする。
東方やFateはその代表例だと思う。神話、伝説、伝承その他諸々は解釈の仕方や見方でいろいろネタにできる。
東方だと、竹取物語の中で語られていない「かぐや姫」が地球に流されることになった罪を蓬莱の薬と結び付けたりね。
高校の教科書や入試に出るような古文だって、伝奇物だと意外と面白かったりするし、伊勢物語をはじめとする恋愛ものも、話の展開としては最近のラノベにはないようなストーリーがあったりする。

自分の言葉では説明しきれないので深くはかけませんが、そもそも面白い話(面白いと思わせられる話)を書くには経験が必要だし、その経験を補ってくれるのが本だと思います。
そして、何の本が良いのかといえば、時間がたっても後世の人に語り継がれてきた古典なんじゃないかと思います。

本は自分の世界を広げる
故きを温ねて新しきを知る
No.74
138ヶ月前
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結論からいうと、それは「小説の絶対的な面白さ」を学ぶためである。 小説には、「絶対的な面白さ」がある。それは、ぼくが40年間、小説についてのさまざまなことを学んできた中で、知ることのできた真理の一つである。 しかしながら、この考え方はなかなか共有されていない。特に、若い人に共有されていない。 先日も、とあるラノベ作家志望の若者と会う機会があって、「何かアドバイスはありますか?」と尋ねられたので、「古典を読むことだ」と答えたのだが、分かったような分からないような顔をされた。 それで、「古典を読むのは嫌いですか?」と尋ねたところ、「ぼくの書きたい小説は、現代の読者に訴える新しい小説なので、古典を読んでも意味がないと思ってしまう」ということだった。「それ以前に、そもそも古典に全く興味がないので、読むことそのものが苦痛である」とも言っていた。 それでぼくは、(もちろんそう思うことは自由なのだが、それでは作家
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。