• このエントリーをはてなブックマークに追加

flat777さん のコメント

>>4
宮崎駿さんは「堀越二郎は人から理解された人間ではない」と言っていましたが、それは自分自身の事で、その境遇に最も近いと思う人間が庵野秀明さんだったのかも知れないと思っているのですが、どうでしょうか。
もしかしたら、そういう意味では主役は周りから笑われる様な人でなければならなかったのかも知れません。
その時代が抱える問題に対して正直に向き合う事で表現が特異になり、大多数の人達は見ないように他所を向いて生きているのにも関わらず、その特異な表現者を嘲笑う。
そういうシュチュエーションが必要だったんじゃないでしょうか。
ご返信ありがとうございました。
No.5
134ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
映画「夢と狂気の王国」を見た。 この作品は、スタジオジブリのドキュメンタリーである。これまでの歴史を振り返りつつ、ここ1年くらいの様子をメインに、その内側に入り込んで記録している。 この映画を、ぼくは見ないわけにはいかなかった。なぜなら、ぼくが今最も興味のあることが「スタジオジブリはどのように運営されているか?」ということだからだ。 ぼくは、すぐれた作品の「制作現場」に興味がある。特に、集団で制作する現場に興味がある。ジブリは、今現在、世界で最もすぐれたコンテンツ制作集団の一つだろう。だから、その現場の様子をつまびらかにしたこの作品は、見ないわけにはいかなかったのだ。 また、興味の理由は他にもあって、ぼく自身が今年になって新しい会社を作った――これまでしてこなかった組織での制作に挑戦している――ことがある。特に、「台獣物語」というコンテンツを作るに当たって、アニメスタジオのような制作体制をとろうと
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。