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岩崎夏海さん のコメント

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岩崎夏海
>>5
そうですね。
映画館で笑っていた人は、まさに堀越二郎を――引いては宮崎駿監督や庵野秀明監督を笑っていた人たちなのだと思います。
そういう意味では皮肉な話です。「夢と狂気の王国」を見に来ていた人たちは、絶対に宮崎監督や庵野監督が好きなはずなのに、そういう彼らでさえ、宮崎監督や庵野監督のことは理解できないのですから。
No.6
133ヶ月前
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映画「夢と狂気の王国」を見た。 この作品は、スタジオジブリのドキュメンタリーである。これまでの歴史を振り返りつつ、ここ1年くらいの様子をメインに、その内側に入り込んで記録している。 この映画を、ぼくは見ないわけにはいかなかった。なぜなら、ぼくが今最も興味のあることが「スタジオジブリはどのように運営されているか?」ということだからだ。 ぼくは、すぐれた作品の「制作現場」に興味がある。特に、集団で制作する現場に興味がある。ジブリは、今現在、世界で最もすぐれたコンテンツ制作集団の一つだろう。だから、その現場の様子をつまびらかにしたこの作品は、見ないわけにはいかなかったのだ。 また、興味の理由は他にもあって、ぼく自身が今年になって新しい会社を作った――これまでしてこなかった組織での制作に挑戦している――ことがある。特に、「台獣物語」というコンテンツを作るに当たって、アニメスタジオのような制作体制をとろうと
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。