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小岩井さん のコメント

私は理解できない作品に出会ったら、まずパロディ作品を探します。そうすると『あ、こういう楽しみ方もあるのか』というのがわかります。それでも面白くなければ面白くないというのは構わないと思ってます。分からないというのと面白くないというのは全く違うのに、そう思う人って多いですよね。
No.1
133ヶ月前
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映画(動画)というものが発明されて100年余りになるが、その過程で、映像が持つ独特のケレン味(魅力)というものがいろいろに分かってきた。そういう中でアニメーターは(特に日本のアニメーター)は、「動画というものの面白さとは何か?」というのを研究して、いろいろと知識や経験を積み重ねてきた。 そして高畑勲監督は、そういう動画として面白いシーンを集積して一本につなぎ合わせるのがアニメーション映画だと考えて、その道をずっと突き詰めてきた。ストーリーやキャラクター、あるいは世界観云々の前に、まず動画としての面白さがあるのがアニメーション映画だと。そういうふうに考えて、50年間アニメに携わってきた。 そんな監督が7年の歳月をかけて作った作品だから、「かぐや姫の物語」は、動画としての面白さが詰まったものとなっている。まず何よりも目を楽しませることを目的として、この映画は作られた。 そういう文脈を理解していないと
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。