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siba9さん のコメント

確かに映画に必要なあらゆる要素の入った名作ですよね。
ハックルさんの文章に付け加えさせて頂くと、
ロボコップが人間だった時の記憶の切なさ、鮮烈な悪党の描写、劇中TV番組から感じる世界の無常さ、
敵ロボットED209の不気味さなども魅力的でした。
また、それらが奇跡的なバランス感覚で比較的短時間の中に詰め込まれていて、
初公開から26年ぐらい経つのに今度のリメイク版が「まだ早い」って思えます。
ただ、そのリメイク版も実は評判は悪くないみたいなので観てみたいと思ってます。
No.1
131ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
映画「ロボコップ」は、日本人のぼくでも分かるくらい「ベタ」な名前だ。日本語に訳せば「ロボット刑事」で、「ロボットもの」と「刑事もの」をかけ合わせただけの、非常に安易なドラマに思える。 あるいは逆に安易すぎて、「何かの洒落ではないか?」と思わせるところもあった。しかし、洒落なら洒落で逆に狙いすぎてあざとくなることもあり、いずれにしろ危険なにおいのするタイトルだった。「危険なにおい」とは、「つまらないのではないか」という予感だ。それで、びくびくしながら見にいった覚えがある。 なぜ「危険だ」と思いながらも見にいったかといえば、予告編などで見る映像に、ぐっと引かれるものがあったからだ。特に、ロボコップから見た景色であるところのブラウン管の走査線が入った映像に、何ともいえずドキドキとさせられた。ロボットの目から見た映像に、とても不思議な気持ちがさせられたのだ。 それで、「この映画は映像を見るだけでも価値が
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。