
ライトノベルの書き方:その6「ライトノベルのタブーを考える」(1,738字)
ライトノベルがヒットするためには目新しさ――新奇性が必要だ。
では、新奇性を打ち出すにためはどうすればいいか?
最も簡単なのは、「タブー」を冒すことだ。タブーを冒せば、とりあえず新奇性は打ち出せる。
では、ライトノベルのタブーとはなんだろう?
今回は、そのことについて考えていく。
ライトノベルのタブー――それはもちろんいくつかあるが、そのうち最大のものの一つといえば、「主人公が不幸になる」ということだ。
ライトノベルのターゲットというのは、多くの出版社や著者が、何の疑問もなく「非リア充(現実で上手くいっていない人)」に設定している。なぜかといえば、実際そういう人が読者の割合として多いからだ。
非リア充というのは、もっといえば「モテない男女」だ。恋人がおらず、それゆえ鬱憤が溜まっている。だから、憂さ晴らしにライトノベルを読む。
そういう層に向かって「主人公が不幸になる」話を書いても受けない。
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