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任天堂の岩田聡社長が亡くなった。ぼくは岩田氏とは面識はなかったが、メディアなどを通じてずっとファンであったのでショックだ。
そこで今日は、ぼくが見てきた岩田氏のことについて書いてみたい。
岩田社長のことを初めて知ったのは「ほぼ日刊イトイ新聞」だった。そこでのインタビューがとても面白かった。
そこで初めて、「岩田氏というのは非常にユニークな存在である」というのを知った。
何がユニークといえば、そもそも任天堂の生え抜きではなかったこと。前社長の山内溥氏とも血縁関係にないこと。それにずいぶん若いこと(社長就任は42歳)だった。
その若い外部の人間が、経営手腕を見込まれて前社長に一本釣りされ、社長に就任したのである。それはまるでドラマのようなできごとだと思った。その昔、カエサルがまだ若いアウグストゥスを後継者に指名したということがあったが、それに近いものを感じ
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