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教養論その13「因果関係を探り当てるヘウレーカ」(2,005字)
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教養論その13「因果関係を探り当てるヘウレーカ」(2,005字)

2015-11-19 06:00
    映画「ノーカントリー」、及びその評論は、いろいろなことを教えてくれる。
    まず、「ノーカントリー」そのものは、普通に見るとなかなか意味が分からないところがある。しかし評論を読んでから見ると、その分からなかったところが霧が晴れたように意味が分かってくる。

    ところで、「意味が分かる」とは一体どういうことなのだろうか?
    なぜ我々は、最初は分からなかった「ノーカントリー」を、評論を読んだ後に見ると「分かる」と思えるようになるのだろうか?

    それは、評論を読んだ後だと、「ノーカントリー」の中で展開されるさまざまなエピソードの「つながり」が、分かるようになるからだ。もっというと、その「因果関係」が分かるようになる。それが分かると、映画の指し示す意味というのも理解できるようになり、面白いと思えるようになるのだ。

    そう考えると、「分かる」というのは、「因果関係を知る」ということと言い換えてもいい。例えばニュー
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