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顔面核爆弾さん のコメント

動画の方、拝見させていただきました。

唯人きゅんが仰るように本来、男性向けであったはずのコンテンツに女性が流入したことで歪みが生じているのは事実だと思います。

これは決して女性ファンだけの問題ではなく、作り手側が極端に女性に対して配慮し過ぎた結果であり、いつものように男女の愛され格差が表出しただけではないかという気もします。

はぐプリのアンリくんについて言えば、彼は終盤で選手生命を絶たれてしまうほどの大怪我を負い、一旦は猛オシマイダー化するほど精神を病んでしまいましたが、プリキュアに身も心も救われ、自らもプリキュア化するという胸熱な展開で視聴者に衝撃と感動を与えてくれました。

そういう意味ではフェミ姉さんが仰るようにアンリくんは社会的成功を失ったうえでプリキュアになったわけですから、ジェンダーフリーな存在とは言える。ですが、作品のテーマ自体は子育てであり、尚且つプリキュアという存在がアンリくんのような傷ついた男の子の心をケアする女性ジェンダーの体現者として描かれている以上、女の子たちは決してジェンダーフリーというわけではありません(むしろ既存のジェンダー規範を強化、温存しているようにも感じられます)。

プリキュアのスタッフも名ばかりのジェンダーフリー的な発言をすることが多々ありますが、プリキュアシリーズにおいて真にジェンダーフリーな作品はないと言っても過言ではないでしょう。結局、可愛いモノが好きという女児の趣向自体が良くも悪くも女の子らしさに繋がっていき、そうした女の子らしさは必然的に男性を引き寄せていくのですから。

男性が可愛い生き物を愛おしい、守りたいと思うのはジェンダーであり、そこから解放されたとしても男性が本当の意味で救われるかは分かりません(少なくとも私や兵頭さんは可愛いモノを愛で続けることでしょう)。

ジェンダーフリーを信奉するフェミ姉さんはアンリ萌えのフェミ信者たちのメタファーなんだとは思いますが、結局のところ彼ら彼女らの言うジェンダーフリーはその程度のものでしかなく、場合によっては私や兵頭さんよりもバリバリの保守的ジェンダー規範の持ち主なんですよね。

ぶっちゃけ、男の子がプリキュアになろうが、女の子がライダーやウルトラマンになろうが、殆どの人は気にもしない(つか、創作物をジェンダーフリーにしたところで、現実社会には何ら変わりませんしね……)。

もっと言えば、キュアアンフィニのプリキュアスタイルが発売されることはなく、他のグッズさえ発売されなかったのだから、扱いとしてはタックルやユリアンのような女戦士が輝いて見えるレベルです(女戦士でも男の子向けコンテンツの場合はソフビ人形ぐらい発売されますから)。

大人向けのフィギュアでもいいので、キュアアンフィニが商品化されることを心から楽しみにしています(ついでにセーラー玉三郎もねwww)。
No.1
50ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37543591 さて、菅内閣の布陣が発表されましたが、女性閣僚が少なくて、モモレンジャーみたいでけしからんそうです。  この種の話題には前提として「ジェンダーフリー」という価値観が横たわっていますが、それはそんなにも、素晴らしいものなのか。  モモレンジャー問題について、考えてみましょう。  正直、youtuberとして収入を得る、などは夢のまた夢の状況ですが、YOUTUBEの方は登録していただく、高評価ボタンを押していただく、コメントをつけていただくことで再生数が上がるようです。  どうぞよろしくお願いいたします。
兵頭新児の女災対策的随想
「女災」とは「女性災害」の略。

男性と女性のジェンダーバイアスを原因とする、男性が女性から被る諸々の被害をこう表現します。



このブログでは女性災害に対する防災対策的論評を行っていきたいと思います。