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Vol.442 結城浩/学んだことをまとめる/作業ログを書く自分専用Webアプリesappを作る(4)/基礎から勉強し直したい/言葉遣いに気を付ける方法/
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Vol.442 結城浩/学んだことをまとめる/作業ログを書く自分専用Webアプリesappを作る(4)/基礎から勉強し直したい/言葉遣いに気を付ける方法/

2020-09-15 07:00
    Vol.442 結城浩/学んだことをまとめる/作業ログを書く自分専用Webアプリesappを作る(4)/基礎から勉強し直したい/言葉遣いに気を付ける方法/

    結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2020年9月15日 Vol.442


    目次

    • 社会人、理解したことをまとめられない - 学ぶときの心がけ
    • 作業ログを書く自分専用Webアプリesappを作る(4)
    • 基礎から勉強し直したい - 学ぶときの心がけ
    • 言葉遣いに気を付ける方法 - コミュニケーションのヒント

    はじめに

    結城浩です。

    いつもご愛読ありがとうございます。

    * * *

    「LRU」と「ランダムサンプリング」の話。

    結城は「LRU」と「ランダムサンプリング」が大好きです。

    難しい話ではありません。「LRU」は「最近使ったものほど使いやすい位置に並べる」こと(Last Recently Used)。「ランダムサンプリング」は「たくさんのものがあって困ったときにランダムに選んで処理する」こと。

    私が使っている「LRU」の代表は「超整理法」の押し出しファイリングですね。また、最近「結城浩の作業ログ」の更新のために自分が使っている自作アプリesappの絵文字ボタンもLRUです。最近使った絵文字(プロジェクトのアイコン)が前の方に並ぶのです。

    ◆esappのスクリーンショット

    20200914080330-97e55417cbd8a59b.png

    「ランダムサンプリング」の代表は、たまにやっている「ランダム読書」ですね。ランダムに選んだPDFのランダムなページを一ページだけ読む活動です。

    「LRU」が好きな理由は、自分がよく使うものが自然と使いやすくなって便利になるから。つまりシステムが自己組織化してくれるからです。さらに一連の並びを見るだけで、自分のこれまでの傾向が見てとれることも、「LRU」が好きな理由の一つ。自分の状態を自分以外の目で見ることができる点です。

    「ランダムサンプリング」が好きな理由は、平均化しつつ詳細を無視しないから。ランダムサンプリングで選んだ一つを深く調べるのは、たくさんあるものをピックアップする率が高いという意味で平均化されているわけですが、数を圧倒的に少なくできるので、集中して深く処理できるのです。

    * * *

    「もう遅すぎる」とあきらめない話。

    何かやりたいことがあったとします。「年齢のせいであきらめる」という判断をするときには十分な注意が必要ですね。そんなことをふと思いました。

    「年齢のせいであきらめる」という判断をしたとしましょう。さらにそこから月日が過ぎて「なんだ、あのとき、あきらめないで始めてたらよかった……年齢なんか関係なかったんだ……」と後悔する可能性はないでしょうか。

    若いころの友人のことを書きます。とある友人が「コンピュータの勉強をしたい」という話をしていました。そこで私が「コンピュータは何を使ってるの」と聞いたところ「買ってない」とのこと。

    「いろいろ調べてはいるんだよ。でも高いから買わないよ。もっといいの出てから買うよ」とその友人は言ってましたが、私が知ってる限りでは買うことはありませんでした。もういまは会わなくなった昔の友人。

    自分のことを書きます。二十年以上前、自分のドメインを初めて取得しました。そのとき「ああ、こういう感じなのか。こんなことならもっと早く取得しておけばよかった」とちょっぴり後悔したものです。自分個人のドメイン取得が遅かったことへの後悔です。

    でも、いまにして見れば、自分のドメインは活動拠点としてこの二十年大活躍しました。要するに、ぜんぜん遅くなかったのです。

    そして連想は森鴎外の『青年』という作品の一節に続いていきます。この作品、内容はすっかり忘れたけれど、この一節のことだけはよく覚えています。

    (引用)

    一体日本人は生きるということを知っているだろうか。小学校の門を潜ってからというものは、一しょう懸命にこの学校時代を駈け抜けようとする。その先きには生活があると思うのである。学校というものを離れて職業にあり附くと、その職業を為し遂げてしまおうとする。その先きには生活があると思うのである。そしてその先には生活はないのである。  現在は過去と未来との間に劃した一線である。この線の上に生活がなくては、生活はどこにもないのである。
     そこで己は何をしている。

    (引用終わり)

    結城が最初のプログラミングの本を出版したのは27歳のとき。タイトルに「数学」がついた最初の本を出したのは42歳のとき。最初の『数学ガール』を出したのは44歳のとき。最初の『数学ガールの秘密ノート』を出したのは50歳のとき。

    年齢を気にしていたら、いろんなことができなくなっちゃいます。今日も新しいチャレンジをしていきましょう!

    * * *

    それでは、今回の結城メルマガを始めます。

    どうぞごゆっくりお読みくださいね。

     
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