結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2021年1月26日 Vol.461
目次
- レビューアさんからのフィードバックと「かけはぎ」 - 本を書く心がけ
- ヒルベルトホテルのパラドックス
- 個人出版での表紙デザインには注意しよう - 本を書く心がけ
- 編集者からの指摘にもやもやしてしまう - 文章を書く心がけ
- 傷つけた相手の怒りが半年経っても収まらない - コミュニケーションのヒント
はじめに
結城浩です。
いつもご愛読ありがとうございます。
今年最初に刊行予定の『再発見の発想法』の初校ゲラを読み終えました。現在は編集部にボールが移り、再校ゲラを待っている段階です。
◆『再発見の発想法』
https://www.amazon.co.jp/dp/4797395311/?tag=hyuki-22
現在は「数学ガールの秘密ノート」シリーズの第15作目、その第1章をせっせと書いているところです。先は長いですねえ。
本を書くのは楽しい仕事ですけれど、第1章がいちばん難しいかもしれませんね。方向性がまだ明確に「見えて」いないことが大きな理由です。
どんな本になるかは書いてみなければわからないけれど、本を書くためにはどんな本になるかを知らなければいけません。このニワトリタマゴ問題は、本を書くときに毎回襲ってくるのです!
それでは今週の結城メルマガ、どうぞごゆっくりお読みください。