こちらのページでは、マッツァンカードゲームの詳細ルールについてまとめています。
公式大会などでは、新しい情報で対戦していただけますよう、お願いいたします。
2020.09.26 リニューアルに伴い詳細ルールの公開
2021.11.23 ルール改定に伴い、詳細のルールページを別途作成しました。
「あそびかた」ページの一部内容をこちらに移動しました。
2021.12.15 ルール改訂に伴い、追記・「ダメージの同時処理について」を修正しました。
2024.2.28 「地形」の使い方、その他の詳細を記載しました。
2024.2.29 「地形」の使い方の詳細を修正しました。
2024.2.29 「地形」「おばけ系特殊能力」を修正しました。
「自分のターン開始時」に発動する効果を追記しました。
※公式大会(中級者~上級者向け)のルールになります。はじめたばかりのプレイヤーは、いい大人達の動画を見たり、やりこんだ友だちに聞いてみよう!
2024.2.29 更新分
●「自分のターン開始時」に発動する効果について
カード内に表記された「ターン開始時」に発動する効果は、『魂チャージ』の処理が完了後に処理を行います。
フィールド上に該当する効果が複数存在する場合は、そのターンのプレイヤーが任意の順番で発動する効果を選ぶことができます。
●「何らかの効果」の定義について
「何らかの効果」は、ゲームプレイ中で発生しうる、プレイヤーの取るすべて行動、すべての効果が対象となります。
(例)「攻撃」「必殺技」「超必殺技」「交代」「切り札」「トラップ」「地形」「代償」など
また、「何らかの効果」のテキストの前後に「条件」が表記されている場合は、その条件に応じて効果範囲が変化します。
(例)『ダメージ・フィールドから取り除かれる「何らかの効果」』の場合
ダメージ、撃破、破棄による効果、「強制帰宅」などの効果が対象となります。
●「効果を無効にする」効果の発動条件について
以下の表は、ユニット・地形による「効果を無効にする」能力が「強制発動」なのか「任意発動」あのかをまとめたものになります。
強制発動:条件を満たせる限り、効果の使用を宣言しなければなりません。
任意発動:条件を満たしている場合、効果を使用するかを選ぶことができます。
※補足として、ユニット・地形による効果は、条件を満たすことができれば、自発的な効果でも使用を宣言することができます。
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●「おばけ系特殊能力」発動条件について
以下の表は、「うらみの力で即、化けて出る」などの、【味方戦場にユニットを出せないことによる敗北】の前に発動する、通称「おばけ系特殊能力」の効果範囲をまとめたものになります。
相手からの撃破・破棄:相手プレイヤーからのダメージによる撃破。または撃破、破棄の効果。
自発的な撃破・破棄:自プレイヤーからのダメージによる撃破。または撃破、破棄の効果。
代償破棄:ユニットの「配置条件」などを満たす際に、フィールドのユニットを破棄する場合。
相手からのフィールド取り除き:相手プレイヤーからの「強制帰宅」などによる効果。
自発的なのフィールド取り除き:自プレイヤーからの「強制帰宅」などによる効果。
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●「全滅判定の回避系トラップ」の発動条件について
以下の表は、【味方戦場にユニットを出せないことによる敗北】の前に発動する、トラップカードの効果範囲をまとめたものになります。
「トラップ」カードは、「相手プレイヤーからの干渉」を条件としてのみ使用を宣言することが出来ます。また、自発的なカード効果や、代償による破棄を条件としては使用を宣言することは出来ません。
例外として「起死回生」のみ、「自プレイヤーからの干渉」を条件に使用を宣言することが可能です。
※クリックすると拡大します。
●「地形」の使い方について
▼地形の配置について
『地形の配置』は、ターン開始時に発動する処理の完了後から、ターン終了となる行動(攻撃・必殺技・超必殺技・交代)の前」に行うことができます。
すでに地形が配置されている箇所に、新たに地形を配置したい場合は、配置されている地形を破棄することで、配置することができます。
▼地形の効果について
『地形の効果』は、その地形上にオモテユニットが配置されていることで使用を宣言することができます。
地形の上にウラでユニットやトラップを配置することは可能ですが、その場合、効果は発揮されません。
▼地形の効果を使用できるタイミング
2024.2.29時点では、『地形の効果を使用できるタイミング』は、基本的に2種類存在しています。
(カード内に「使用タイミング」が表記されている場合は、そちらに従ってください。)
・使用条件に「この『地形』にユニットが存在する限り、効果を発揮する。」と表記がある場合
対象となる地形にユニットが存在している限り、表記された内容が永続して発揮されます。
古代遺跡「噴火口」などの、発動するタイミングが表記されている場合は、その内容に従って効果を発揮してください。
・使用条件に「この『地形』を横向きにすることで使用を宣言する。」と表記がある場合
ターン開始時に発動する処理の完了後から、ターン終了となる行動(攻撃・必殺技・超必殺技・交代)の前」に、効果を使用することができます。
これらの効果も、対象となる地形にユニットが存在しない場合は、使用を宣言することができません。
たとえば、攻城兵器「轟天砲」の場合、この地形を横向きにすることで使用を宣言でき、縦ライン上のユニット1体に【1ダメージ】を与えることができます。
例外として、BOA115-運命の祭壇「魂の選定」、BOA120-防御陣形「八門金鎖」のように、カード内に発動できるタイミングが表記されている場合は、条件がそろったタイミングで使用を宣言することができます。
以下の表は、「地形の発動条件」をまとめたものになります。
※クリックすると拡大します。
●【縦ライン】について
攻城兵器「轟天砲」に表記されている「縦ライン上に存在する」とは、配置したカードから縦方向に存在するカードすべてを指します。
「敵オモテユニット1体」などの指定がある場合は、該当するカードの中から、いずれかのユニット1体を、使用したプレイヤーが指定します。
たとえば、味方戦場の後方に攻城兵器「轟天砲」を配置した場合、この地形の効果で【1】ダメージを与えることができるユニットは、敵戦場のユニット、またはその後方に存在する敵ユニットいずれか1体となります。
また、縦ラインの先に、敵ユニットが配置されていない場合は、使用の宣言が出来ません。
●ベンチが拡張された場合のカード配置について
戦場とベンチの配置は、上記の図のように、戦場の後方と左右に展開するようにベンチを配置してください。
どの順番でベンチにカードを配置するかは、そのプレイヤーの任意となります。
また、『味方ベンチカードの上限数を【+1】する。』効果が発生した場合、その都度【ベンチ】の左右いずれかに【追加ベンチ】を拡張します。
左右のどちらの追加ベンチにカードを配置するかは、そのプレイヤーの任意となります。
上記の図、左上のように「ベンチの位置がずれているような配置」「左右どちらかに偏るような配置」は、行わないようにしてください。
●(補足)地形と「代償としての破棄」について
地形、付与タイプの切り札、特殊能力によって重なったカードなどは、条件がそろえば「代償としての破棄」の対象に含めることができます。
●ダメージ処理について
『ダメージ処理』とは、ダメージ発生、ユニット撃破処理、魂ドロー処理、戦場へのユニットの配置までの一連の流れを指します。
詳細については、以下の図をご参照ください。
※連続してダメージが発生する場合、「ダメージ処理」の項目を都度行ってください。
●ユニット1体に対する連続ダメージについて
ユニット1体に対して連続してダメージが発生する場合、その都度「ダメージの処理」を行います。
詳細については、以下の図をご参照ください。
(例1)
ユニット「夏野マツリ」の攻撃により、敵戦場ユニットのHPを上回るダメージを与えた場合、相手プレイヤーは『撃破の処理』『魂ドローの処理』『戦場へのユニット配置処理』を行います。
その後、特殊能力「お手伝い」を発動できるなら、再度攻撃することが出来ます。
(例2)
切り札「バトンタッチ」の使用により、味方ベンチにウラで配置されていたユニット「道迷いの妖刀使い」と交代した場合、まずは切り札「バトンタッチ」のダメージ処理を行います。
その後、ユニット「道迷いの妖刀使い」の特殊能力「居合抜刀」が発動し、処理を行います。
●「オモテ」と「ウラ」の表記について
カードに記載された「表側表示」は「オモテ」、「裏側表示」は「ウラ」で統合されました。
●旧表記「表側表示」などのテキスト改変・統一について
カードに記載された、以下の文言は、一律「オモテになった時」で統合されました。
→「表側表示になった時」
→「表側表示で配置された時」
●カードの使用宣言について
「〇〇することで使用を宣言をする」の記載がある場合、その条件を満たせない限り、そのカード効果の使用を宣言することが出来ません。
●「特殊能力」の発動ついて
特殊能力は、各種条件が記載されていない場合、そのユニットがフィールド上でオモテのときに効果を発揮します。
各種条件が記載されている場合は、その内容が優先され、その条件を満たすことで効果を発揮します。
スターターパック以降のカードは以下のような表記で「条件がそろえば常時発動する特殊能力」について、発動する場所などを明確化しました。
※PCブラウザの場合、クリックすることで画像を拡大できます。
●1つのカード効果に対し、複数の処理がある場合について
1つのカード効果に対し、複数の処理が記載されている場合、すべての条件を満たすことが出来ない場合でも、発動することは可能です。
その場合、発動可能な効果のみ処理を行ってください。
スターターパックから、テキストを修正し、これらに該当するカード効果の処理を明確化しました。
●トラップの使用条件について
「トラップ」カードは、「相手プレイヤーからの干渉」を条件としてのみ使用を宣言することが出来ます。
また、自発的なカード効果や、代償による破棄を条件としては使用を宣言することは出来ません。
2021.11.23時点では、例外として「起死回生」のみ、「自プレイヤーからの干渉」を条件に使用を宣言することが可能です。
(起死回生も他のトラップと同様に、代償による破棄を条件としては使用を宣言することは出来ません。)
スターターパック以降の「トラップ」カードは、カード効果の最初に「使用を宣言するタイミング」が記載されるようになります。
※PCブラウザの場合、クリックすることで画像を拡大できます。
以下の3つのカード効果テキストに、「この効果で使用する『必殺技』『超必殺技』は、宣言時の代償を必要としない。」の文言が追加されました。
→特殊能力「パーフェクトアンドロイドゴールキーパー」
→必殺技「いい大人達専用ゲーム実況AI」
→必殺技「すいとる」
これによって一部カードとの競合を解消しました。
詳細は「マッツァンカードゲーム・ルール改定に伴うテキスト・表記の変更」の該当カードの項目をご参照ください。
●同時に敗北条件を満たした際の判定について
双方のプレイヤーが同時に敗北条件(戦場にユニットを配置できなくなった時、または「山札」からドローをする際、「山札」の残りが【0】枚だった時)を満たした場合、敗北条件に至ったカード効果を使用したプレイヤーの負けとなります。
今回の事例を便宜上「直接の原因」として、図式でまとめさせていただきます。
※PCブラウザの場合、クリックすることで画像を拡大できます。
2021.12.15更新
●ダメージ・撃破・破棄の同時処理について
『相手フィールド』または『フィールド全体』などの、複数のユニットを対象にした同時ダメージ・撃破・破棄が発生した場合、その状況によって以下のように処理を行います。
・『相手フィールド』が対象の場合
→被プレイヤーが1体ずつ処理を行います。
・『フィールド全体』が対象の場合
→被プレイヤーから1体ずつ交互に処理を行います。
この際、処理は「戦場ユニット」⇒「ベンチユニット」の順に行われ、
「ベンチユニット」が複数いた場合、そのユニットのプレイヤーの任意の順番で
処理を行います。
全ての処理の完了後、撃破されたユニットの魂ドローを一括で処理します。
なお、この際、双方のプレイヤーが同時に敗北条件を満たした場合、ダメージの起点となったプレイヤーの敗北となります。
同時に「戦場ユニット」が撃破された場合、同時ダメージ効果の起点となったプレイヤーから「戦場ユニット」の配置を行います。
※各カード効果の処理を起点に発動するカード効果の対抗が発生した場合は、『カード効果の対抗の処理』を参照し、都度処理を行ってください。
●「複数のユニットの同時撃破」による魂ドローの処理について
複数のユニット全てにダメージ・撃破・破棄処理が発生した場合、そのすべての処理の完了後、撃破された複数ユニットの魂ドローを一括で処理します。
また、撃破されたユニットの中に「『魂ドロー』したカードはすべて破棄する。」などのカード効果が付与されているユニットが含まれていた場合は、先にそれらのユニットの魂の数値を参照した破棄処理を一括で行い、その後、通常通り魂ドローを一括で行います。
スターターパック以降「『魂ドロー』したカードはすべて破棄する。」効果を付与するカード(現環境では切り札「ダークフィッシュパワー」)には、上記の補足が入るようになります。
※PCブラウザの場合、クリックすることで画像を拡大できます。
●重なったカードの破棄処理について
カードが重なっている状態のユニットに対し、対象ユニットを手札・山札へ移動するカード効果を使用した場合、重ねられた元のユニットのみを該当の場所へ移し、重ねられていたカードはすべて破棄として処理してください。
同様に、特殊能力などの効果が失われることにより、カードを重ねることができない状態になってしまった場合は、重なっていたカードをすべて破棄として処理してください。
●ダイス目について
カード効果でダイス目に増減が発生する場合、最低値は【0】、最高値は【上限無し】となります。例えば、星獣カプリコーンの特殊能力「星獣の叫喚」など、ダイス目を参照して効果を使用する場合、そこで何らかのカード効果によって参照する値からダイス目が外れた場合(0または7以上など)は、その特殊能力は効果を発揮しません。
●ユニットの配置について
以下の状況はすべて、「ユニットの配置」として処理します。
→ウラのユニットをオモテにした時。
→手札からユニットをオモテで配置した時。
→カード効果などでユニットとユニットを重ね、1体のユニットとして再配置する時。
●オモテになることで発動する「特殊能力」について
【2021.11.23更新】
ユニットがオモテになることで発動する「特殊能力」は、以下の仕様にてそれぞれ処理します。
スターターパック以降のカードは「オモテになった時」で表記を統一します。
→自分でウラからオモテにし、その処理が完了した時に発動。
→手札からオモテで配置し、その処理が完了した時に発動。
→相手の使用したカード効果でオモテになり、相手のカード効果処理が完了した時に発動。
→他のユニットに重ねるなどの処理でオモテになり、その処理が完了した時に発動。
→「特殊能力」に代償が伴う効果がある場合、それらもすべて発動する。
→オモテになることで発動する「特殊能力」は、何らかのカード効果でオモテからウラになる、またはフィールドから取り除かれ再度オモテで配置されるなどしない限り、そのユニットは再度「特殊能力」の使用を宣言することはできない。
●ダメージ発生処理とダメージカウンターについて
「ダメージを与える」「ダメージカウンターを置く」「○○をダメージカウンターに変換する」といったダメージ発生処理は、一律「ダメージを与える」処理となります。
ダメージの発生、または何らかのカード効果によって現在HPが0以下となったユニットは、「撃破」されたものとして処理します。例外として、カード表記に「破棄する」などの効果を持つものは、そのカード表記を優先します。
●切り札「今世紀最大の戦い」について
このカードの使用宣言に対して相手プレイヤーが対抗宣言せず、「今世紀最大の戦い」の効果が発動した時点で、以降、他のカード効果は効果を発揮しません。
●カード効果の対抗の処理について
処理の起点となったカード効果を使用したプレイヤーの相手プレイヤーから、対抗を宣言することができます。以降は交互に1回ずつ対抗を宣言し、双方に対抗の宣言が無かった時点で処理を開始します。
また、一方のプレイヤー(A)が複数の対抗手段を宣言したい場合、Aが1回目の対抗を宣言、Bが対抗宣言をしない場合は、Aに対抗の宣言権利が戻り、2回目の対抗手段を宣言することができます。そのAの対抗宣言後は、再度Bに対抗の宣言権利が移ります。
●ダメージの同時処理について 2021.12.15更新
『敵フィールド』または『フィールド』などの複数のユニットを対象に同時ダメージが発生した場合、以下の流れで処理を行います。
1.対象ユニットすべてに同時にダメージが発生します。
2.ユニットのHPが0になった場合、1体ずつ撃破処理を行います。
処理を行う優先順位は「敵戦場→味方戦場→敵ベンチ→味方ベンチ」
(ベンチは1体ずつ交互)となります。
3.全ての撃破処理が完了したら、一括で魂ドローを行います。
処理を行う順番は、自分プレイヤー→相手プレイヤーとなります。
4.戦場のユニットの再配置は味方ユニットから行います。
※各カード効果の処理を起点に発動するカード効果の対抗が発生した場合は、『カード効果の対抗の処理』を参照し、都度処理を行ってください。
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