京都と言えば、お寺や神社などの、日本らしい建物が多いイメージです。
そんな京都に、見た目は日本家屋なのに中身はフレンチというレストランがあります。
今回は京都市左京区・浄土寺にある隠れ家フレンチレストラン『聖宙庵(せいちゅうあん)』を紹介します!

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浄土寺の住宅街にある「聖宙庵」は日本家屋をそのまま使用している為、入口のフランス国旗が無かったらレストランとは気付かないような外観です。

それもそのはず、毎週水曜日の午後は、実際に茶室を使った茶道稽古を使われていて、それ以外の日をレストランとして使っているのだそうです。

「聖宙庵」では、茶の湯を取り入れたフレンチコースを楽しめるそうで、一体どんなおもてなしがあるのでしょうか?

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ディナーで訪れると、まず通されるのが茶室。
こちらでお抹茶を頂くという、京都らしい演出です。

お抹茶を頂いた後は、隣りの部屋に移動し、コース料理を頂きます。

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最初に出てくるのは、なんと一口ほどのご飯とおみそ汁、食前酒となる自家製梅酒。
お腹が空いていたら「馬鹿にしているのか!」と怒ってしまいそうな量ですが、実はこれ、「お客様の到着を心よりお待ちしていました。」という意味の込められた、茶懐石で最初に出されるものなんだそうです。

フレンチレストランなのにお抹茶を頂いたり、茶懐石の礼儀を感じたり、シェフのこだわりを感じますね。