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石破 茂 です。
昭和39年の東京オリンピックから丁度50年。「あれから半世紀が経ったのか!」、あの時を体感された方はそれぞれの感慨を抱かれていることと思います。
昭和32年生まれの私は鳥取の小学2年生、聖火ランナーが走る県庁近くの沿道で日の丸の小旗を懸命に振ったときのことを鮮明に覚えています。白黒テレビで観た女子バレーや円谷選手が最後にヒートリー選手に抜かれて銅メダルとなった男子マラソン、そして何故か閉会式の場面が妙にカジュアルであったことが強く印象に残っています。
「東京タワー、東海道新幹線、東京五輪」という高度経済成長三点セットは、五十年の時を経て「東京スカイツリー、リニアモーターカー、二度目の東京五輪」に姿を変えましたが、これでは発想的にあまり変わっていないのではないか、との批判は、ある意味当たっているのかも知れません。
日本を取り巻く内外の情勢が全く変わってしまっている
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