オンナのウラガワ ~名器大作戦~
第150回 真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ(3)
◆もくじ◆
・真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ(3)
・最近の志麻子さん
太田出版よりイヤミス『嘘と人形』発売中
角川ホラー文庫より『現代百物語 不実』発売中
TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中 24時間テレビも!
「岩井志麻子のおんな欲」連載中
カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中
・著者プロフィール
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テレビ出演もするようになった岩井さん。(24時間テレビも!)
そこで出会う芸能人、有名人のエピソードには、
「真夏にいるのに秋の風を哀しく感じさせる」ものも多くある。
岩井さんといえばヒョウ柄ファッションだが、有名人にも、独特のファッションセンスを持つ人は多くて……。
ほかにも、食べ方や性癖に、さまざまな「アンバランスさ」を発揮する人たちも……。
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2014年11月~15年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ」
2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ」
3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ」
4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ」
5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ」
6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ」
7月「大人の夏の観察日記のウラガワ」
8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ」
9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ」
10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ」
11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ」
12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ」
2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ」
2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ」
3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ」
4月「木の芽時な人達のウラガワ」
5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ」
6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ」
7月「ほんのり怖い人達のウラガワ」
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2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ/ソウルの新愛人のウラガワ/風俗嬢の順位競争のウラガワ/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ/「大人の夏休みの日記」なウラガワ/その道のプロな男たちのウラガワ
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子どもの頃は夏休みの八月が、一年のど真ん中だった気がする。もう少し大きくなったら、異性とのちょっとした冒険的な恋の物語も生まれた。すべてが真っ盛りの季節。
大人になると、祭りの後の静けさみたいなものにしみじみするようになる。そして八月は一年のど真ん中ではなく、実は後半なのだと知る。
さらに私は、テレビに出るのが仕事にもなった。テレビを見るだけだった頃は、テレビに出ている人達はみんないつでも真っ盛りの真夏を謳歌しているように思えた。
自分もそちら側の末席に座ってみれば、彼らの秋を感じさせる言動や雰囲気に心惹かれるようになった。どんなスターも舞台裏はあり、夏祭りは永遠に続かないと。
今月はそんな芸能人有名人の、「真夏にいるのに秋の風を哀しく感じさせる」雰囲気を書いてみた。個人を特定されないよう、みんな名前や設定、背景を少し変えて。
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わざわざ断るまでもないが、私はおシャレに関してはかなりウトいというかダサいというか、ファッションリーダーになるなど総理大臣になるくらい無理な話だ。
一般主婦なら別に好きな服着てりゃいいのだが、レギュラーでテレビに出演したり公の場に出るようになると、私とてファッションのダサさを指摘されるのはつらい。
だから開き直って、もはや代名詞、トレードマーク化しているヒョウ柄ファッションに統一した。とにかくヒョウ柄を着ていれば、オシャレもダサいもない。ヒョウ柄はヒョウ柄であり、着てさえいればthe・岩井志麻子ファッションなのだ。
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