• このエントリーをはてなブックマークに追加
第245回 未経験な世の中のあれこれのウラガワ(2)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

第245回 未経験な世の中のあれこれのウラガワ(2)

2020-04-28 20:00

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第245回 未経験な世の中のあれこれのウラガワ(2)

    ◆もくじ◆

    ・未経験な世の中のあれこれのウラガワ(2)

    ・最近の志麻子さん 
     『凶鳴怪談』が竹書房から発売
     『業苦 忌まわ昔(弐)』が角川ホラー文庫から6月に発売予定
     「オメ★コボシ49」は延期になりました
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中

     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    いくつになっても「それは未経験」という物事はたくさんある。
    岩井さんにとっては、「SNS」と「被告になること」。
    今まさに身近に、この2つが進行中の人が居るという。
    特定されないように脚色したうえで、ネット上の粘着エピソードをお届け。

    冬子は、アヤという女性にネット上で絡まれていた。そして冬子が家族ぐるみで付き合う友人夫妻の身内である通称マスケという人物も、アヤに加勢してきた

     

    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月~18年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
    2019年1月「去年に縁があったあれこれのウラガワ
    2月「台湾で初めて会った人たちのウラガワ
    3月「胸に引っかかる人を思う春のウラガワ
    4月「こういう人いるよねという出会いのウラガワ
    5月「働くということについて考えたウラガワ
    6月「私なりのプロファイリングをしてみたウラガワ
    7月「芸事業界の人たちの願いごとのウラガワ
    8月「怖さひかえめな怖い話のウラガワ
    9月「まだ挽回できるかどうか気になるウラガワ
    10月「なぜか惹かれる未解決事件のウラガワ
    11月「今頃になってわかってきた出来事のウラガワ
    12月「とりあえず終えたかな、というウラガワ
    2020年1月「愛しい南国の怖い話のウラガワ
    2月「ひきつづき東南アジアの怖い話のウラガワ
    3月「どこか心残りの別れのウラガワ


    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ===

     いくつになっても、特に何事もなくても、四月になれば何か新たな出会いや出来事があるんじゃないかと思ってしまう。しかし考えてみれば、いくつになっても「それは未経験」「いまもって知らない」ことはたくさんある。

     私にとってはSNSと被告になることも、その中に含まれる。今、まさに身近にそれが進行中の人がいて、「今まで知らなかった世界」を垣間見ることができた。

                        ※

     ざっと、前回のおさらいをする。夫婦でテレビ関係の仕事をする冬子はツイッターで思いがけず炎上してしまい、妙な粘着質のアヤなる女に絡まれた。
     冬子に異様な執着をするアヤにツイッターで加勢してきたのが、通称マスケ。このマスケ、冬子が家族ぐるみで付き合う村山夫婦の身内だった。旦那さんの妹で増代といい、五十で独身無職、朝から晩までネット漬けのネット荒らし。
     村山の兄夫婦が冬子に好意的で、さらにマスケを尊敬しない兄夫婦の娘が冬子に憧れているのがマスケの嫉妬と不安を煽ったらしい。冬子のあれこれをアヤに吹き込み、一緒に悪口で盛り上がるのが生き甲斐となった。
     アヤはテレビ局に入れなかった鬱屈を抱え、常に粘着する相手を探していた。敵の敵は味方というので連帯した、アヤとマスケ。

     そんな劣等感と欲求不満のオバサン達にサンドバッグにされた冬子は、まるっと無視するつもりでいたが。ある日、見たこともない書類が自宅に届いた。

     なんとアヤに、民事訴訟を起こされたのだ。ツイッターで争いになった冬子が、

     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。