• このエントリーをはてなブックマークに追加
第88回 出版業界の仕打ちのウラガワ
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

第88回 出版業界の仕打ちのウラガワ

2015-12-05 20:00

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第88回 出版業界の仕打ちのウラガワ


    ◆もくじ◆

    ・出版業界の仕打ちのウラガワ

    ・最近の志麻子さん
     12/11(金)村西とおるさんイベントにゲスト出演
     1/24(日)「オメ★コボシ33」開催
     “魔性の女”についてのインタビュー記事掲載
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    人間、ささいなことでもくよくよするし、傷ついたりする。
    騒ぎ立てるほどの大ごとじゃない……と思ってなかなか口に出せないけど、やっぱり心にはもやもやとしたものが残る。
    今月はそんなエピソードを読み物として昇華!
    今号は、ずばり、出版業界の人達に受けた仕打ち。

    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月「「そんなプロもありか」な人達のウラガワ
    12月「「殺人者」たちから聞いたウラガワ
    2015年1月「
    「大人の冬休みの日記」なウラガワ
    2月「「大人の冬休みの日記のつづき」なウラガワ
    3月「ベトナム愛人との旧正月のウラガワ
    4月「春の喜怒哀楽のウラガワ
    5月「韓国人夫の失踪届けを出したら……のウラガワ

    6月「ホラー作家まわりの怪異のウラガワ
    7月「異国の夏休みのウラガワ
    8月「そろそろ怖い目に遭う予感のウラガワ
    9月「秋風に謎めく過去のウラガワ
    10月「人生の秋を生きる女達のウラガワ
    11月「「結婚」に振り回される女達のウラガワ

    ※上記以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ====

     これを書いているのはまだ十一月だが、掲載されるのは十二月。本当に、一年ってあっという間だわ。子どもの頃はいつも、夏休みは永遠に続くと錯覚できたのに。
     歳を取れば月日の流れるのが早く感じられると、子どもの頃に聞かされてもいた。その頃はピンとこなかったけど、今はひしひしと実感できる。

     そして子どもの頃は、じゃあ歳を取ればいろんな感情も早く流すことができるようになるのかなと、小さなことにくよくよしっぱなし、いつまでもささいなことに傷つき続けていた私は期待もしていたのだ。

     実際に歳を取ってみれば、確かに図太くもなったし子どもの頃に比べればいろいろと処世術も身に付けたような気はするが。やっぱり小さなことにくよくよはしているし、ささいなことに傷つき続けている。

     ていうか、小さいがゆえにくよくよするもんなのだ、ささいなことであるからこそ傷ついてしまうのだ、というのはわかったわ。
     誰もが同情してくれるような、みんなが心配してくれるような、被害者として正式に訴えてもいいような大ごとであれば、騒ぎ立てても長らく泣いていても多少しつこく愚痴っても、許されるけど。

     たぶんこれ、他人からは苦笑されたり、逆に私の小ささセコさ執念深さに引かれてしまったり、むしろあっちが迷惑してんじゃないの、なんてたしなめられてしまうかもな、と思うようなことはなかなか口には出せなくなる。
     私も、一応はそういうのは自嘲に自重をしているつもりなのよ。

     だから不特定多数の見知らぬ方々を想定して文章にしてみれば、ちょっとは笑ってもらえるエンタメに昇華できるような気も……しないでもない。

     そんな今月のしょっぱなに持ってくるのは、ひょっとしたら自分の首も絞めかねない案件だ。ずばり、出版業界の人達に受けた仕打ちであるよ。

     ──某週刊誌から、コメントを求める電話がかかってきた。けっこう年配だと思しき女性ライターが、あるドラマで人気女優が姑を演じていて、それが迫力満点と評判なのを知っているか、みたいなことをいってきた。

     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。