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窪寺博士のダイオウイカ研究記 - その6
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窪寺博士のダイオウイカ研究記 - その6

2018-05-22 15:29
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    [本号の目次]
    1.胃内容解析で分かってきたこと-II
    2.胃内容解析で分かってきたこと-III
    3.胃内容解析で分かってきたこと-IV
    4.小笠原諸島の海

    胃内容解析で分かってきたこと-II

     これら31個体のマッコウクジラ胃内容物から、肉質部が残っている未消化イカ類として1384個体、肉質部は完全に消化されて残された下顎板を基に63436個体が確認された。全体で、未消化と下顎板のみの割合は、未消化イカ2%に対して下顎板は98%であった。マッコウクジラに食べられたイカ類が何時間で消化されるのか知られていないが、水族館等で飼育されている小型歯鯨類の摂餌を参考にすると、遅くとも24時間以内には顎板を除き、筋肉質部は完全に消化されると推測される。したがって、未消化イカ類の組成はごく最近(一日以内)に捕食された食性を示し、下顎板のみの組成は比較的長期(数週間?)にわたる食性の履歴を表していると考えると分かりやすい。青木琴美さんは、未消化の個体数と消化された顎板の数から種個体数組成を、また、下顎吻長と外套長・体重との相関式から各々の外套長・重量を復元して種別重量組成を全調査期間、年別、雌雄別などに分けて検討した。その中で餌生物を評価するうえで最も重要な、種類別の重量組成の円グラフを例として紹介しよう。
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    青木琴美; 卒業論文(2006), 東海大学海洋学部より抜粋、無断転載禁止
     
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