なんかそんなこんなで、アリエナイ理科シリーズ、なんと「20周年」でした。

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ドーモ、くられ先生です。
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アリエナイ理科シリーズといえば、有害図書指定……ってことなんですが。
実際にこのシリーズを読んできた人だと分かると思うのですが、

ア理科シリーズだから極悪にヤバイ内容……ってのは実は、ほんとになくて、
科学の入り口を紹介してるに過ぎないということ。

大学で使う専門の教科書や、それこそ、フリーで公開されてる論文のほうがよっぽど危ないことは書かれている。

危ない28号は、有害図書になってやろうという気概で作っていたので、別に構わないのですがw
それでも爆弾などの、直接的テロリズムに繋がる部分は伏せ字で潰して情報がわからなくしてましたし、麻薬の作り方も無理筋の合成法を紹介したりと、それなりには気を遣っていたりしていました。

アリエナイ理科ノ教科書も、今からみればだいぶヤバい本……という感じですが、基本的には今の本とコンセプトは同じです。
内容的には大学の教科書に普通に載ってる範囲の話で、逸脱して社会悪となるような話はぜんぜん載っておらず、それこそ、これで武器を作ってどうのこうのと言うなら、ホームセンターの鉄パイプや100円均一の包丁のほうが遙かにダメなレベルの話です。

……とまぁ、作者が安全ですよって話をしちゃぁ、ロマンもへったくれもないのですが(笑)。

科学というものは、こうした危なさや悪い使い方などを紹介することで、結局は使う人次第のものであるということ、そしてそこには多くの勉強や理解が必要なものであることを示しているだけなのです。

ともあれ、そんな20年、早送りで振り返ってみたいと思います。

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