私はミスターYouTubeですから
山本 僕は1946年生まれなので、1948年生まれの先生とは同じ世代ですね。
しかも先生は京大、僕は立命館大学で同じ京都ですよ。
赤坂 あ、そうですか。
山本 さっそくお聞ききしたいんですけど。先生は「日本が嫌い」だそうですね。
嫌いなのは日本の国なんですか? 日本人なんですか? 日本人気質なんですか?
赤坂 まあ、全部、嫌いですね。本当は絶望したいんですけども日本を見捨てられない。だから、日本人並びに日本国を変えたいと。
山本 先生のスーパーマンでも宇宙人の政見放送のパフォーマンスを見てみんな大喜びしてるんですけど。
あれは先生の芸なんですか? 道楽なんですか? 本気なんですか?
赤坂 まず、やっぱり好きじゃないとできないですね。ぶっちゃけ半分は目立ちたがり屋ということです。
あとの半分はメッセージ。それぞれのコスプレにはメッセージが含まれてる。
山本 目立ちたいから出る、奇抜な格好でメッセージを発信する、テレビをジャックする、あれ、一つのテロみたいなもんですよね?
赤坂 そうですね。
山本 ただ、みんながあれを面白がったとしても票にはまったく結びつかないですよね。これは絶望的じゃないですか?
それとも「目立ったからいいや」と自己満足してるんですか?
赤坂 過去7回の選挙はそこそこ自己満足ですけど。次の選挙、これは自己満足というわけにはいきません。
絶対に当選します。それを目指してやります。ですからこれまでの手法をコペルニクス的に転換せざるを得ないのかなと思ってます。
山本 先生、しかし、いまの世の中の流れを見ると、自民党が圧倒的に優勢。
そこに入り込む余地はほとんどないですよね、現実的に?
赤坂 ただ、都知事選は当選が一人ですけど、一つの選挙区で複数が当選する選挙なら可能性はありますね。
山本 そうすると、例えば東京は定員が5人の参議院選は当選の可能性が高い選挙になりますね。