閉じる
閉じる
×
後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ
第47回:【思潮】「学ぶ姿勢が確信的に欠けている」問題
「新潟東方祭14」(2014年4月13日、朱鷺メッセ)のサークルペーパーとして配布した記事です。
Free Talkですが、少し悩ましい問題を。
東北地方太平洋沖地震以降、「マスコミが報じない真実」を売りにしたオルタナティブ・メディアがいくつか生まれました。震災以前から存在していた「自由報道協会」や岩上安身の「Independent Web Journal」は同地震において起こった原発事故をきっかけに人気を伸張させ、他にも上杉隆の「NO BORDER」や堀潤の「8bit News」などが震災後に生まれています。
これらのメディアにおいて共通しているのが、原発事故や放射能をめぐる問題を過剰に煽り、主に福島県に対する差別的視線を強化させてきたというものです。彼らは「マスコミが報じない真実」などといいながら、明らかに(特に福島県の)実態と異なることや、科学的に問題の多いことをしきりに報じてきました。そしてそれに対する火消しに追われたのは、行政、専門家、マスコミの専門的な記事の書き手、そしてインターネット上の有志でした。しかし彼らが科学的に正確な情報や、蔓延する間違った「真実」系の言説を批判する情報を多く流しても、これらのオルタナティブ・メディアはそれを無視してきました。
このような問題に対して、「専門家や行政のリスクコミュニケーションの問題」や、「科学や専門家と社会の乖離」などを問題視する言説があります。そしてそれらが問い直されなければならない、というのは専門知をめぐる永遠の課題として存在するのは確かです(この点については、同人誌『社会の見方、専門知の関わり方――俗説との対峙から考える』でも論じています)。しかし、例えば放射能については、インターネット上においても手軽(無料または安価)な解説書が、主に専門家によって提供されています。
一例:
鈴木みそ「放射線の正しい測り方」http://p.booklog.jp/book/30823(無料)
田崎晴明「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識」http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/(無料)
田崎晴明『やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識』朝日出版社、2012年:1,000円(税抜き)
菊池誠、小峰公子、おかざき真里『いちから聞きたい放射能のほんとう』筑摩書店、2014年:1,400円(税抜き)
これらの動きは震災後から盛んになっていますが、他方で不安を鎮めるような言説を発する人やその支持者に対しては、「御用学者」「エア御用」などというレッテル貼りが行われています。そのようなレッテル貼りをされた人の一人に菊池誠がいますが、彼も最近下記のTogetterに晒されました。
「菊池誠氏の科学とは程遠いなにか。」http://togetter.com/li/653026
しかしこのまとめを見るに、そして多くの人が指摘しているように、菊池はただ単純にデータを出して、質問者の言っていることは事実とは異なる、と指摘しているだけです。むしろこの質問者のほうが、菊池に対して「自分の考えを肯定してくれる専門家は無意味だ」と難詰していると見た方がいいでしょう。そして質問者もまとめ主も、実際には科学的な態度をとっている菊池に対して「非科学的、政治的」と言っています。
放射能絡みでもう一つ言うと、東浩紀らの「福島第一原発観光地化計画」の一環として行われた「福島第一原発麻雀化計画」というものがありましたが(詳しい話は http://togetter.com/li/609484 参照)、これが(『福島第一原発観光地化計画』の執筆者含む!)多くの人の批判を呼び起こしました。然るに東らは、「アート」などの名目でそれらの批判を無視し、挙げ句の果てに「日本人の国民性」の問題としていました(ちなみにこの麻雀はルールを見る限り「電力会社は賠償金を得たいがために原発事故を起こす」という前提に立っています)。
放射能をめぐる問題だけではありません。例えばレイシズムをめぐる問題に対しても、最近になって「外国人お断り」という張り紙や横断幕が問題視されている報道に対して、「でも隣国とかは日本に対して同様のことを言っている」などと言ってその批判をかわす行為が見られます。しかし、その「隣国」が差別的な物言いをしているからと言ってこちらが許されるわけでもないでしょう。
このように、近年は専門知や専門家の言動、あるいは自らに向けられている批判に対して積極的に拒絶する姿勢も見られるようになっています。そしてそのように相手を拒絶しておきながら、「専門家は役に立たない」、あるいは「専門家は自分たちに対して仇をなしてばかり」という「批判」を行うというものが見られます。ここまで来ると、専門家の科学コミュニケーション、リスクコミュニケーションの問題と言うよりも、最早受け手の問題のほうが大きいのではないかと捉えるのが妥当ではないかと思います。
なぜこのようなことになるのかということについてはここで結論を出すのは避けるべきでしょう(実際にデータを取ったわけではないので)。しかし、少なくとも「論客」の動きを見る限りでは、「彼ら」と「自分」を何らかの形で一方的に分断して、そして自分の、分断した「彼ら」への無理解の原因を「彼ら」に押しつけるという論法が広がっているという点は見過ごしてはおけないと思います。近年流行の「ヤンキー」論もそうですけど、特定の社会集団、社会階層を自らから切り離して、そして「彼ら」が自分たちにとっての脅威になっている、という論法が、これらの言説の背景には存在するように思えます。要するに、「学ぶ姿勢が確信的に欠けている」という。
このような論法は、「彼ら」を本質的に劣っている存在として貶める場合には極めて有効でしょう。しかし、それ以外の面で見たら、むしろ弊害のほうが多いのではないでしょうか。そのように主観的に「分断」した状態からだと、相手に対しては本質主義的な批判しかできず、そのため相手からは、やはり感情的な反発しか生み出し得ないでしょう。
第48回:【思潮】「ヤンキー」論の奇妙な位相――なぜ不毛な議論が繰り返されるのか(2014年4月25日配信予定)
第49回:【書評】春の書評祭り(2014年5月5日配信予定/「仙台コミケ216」「Comic1☆8」「第十八回文学フリマ」のサークルペーパーとして配信します。)
第50回:【思潮】オタク論に社会を語らせてはいけないこれだけの理由(2014年5月15日配信予定/「第11回博麗神社例大祭」のサークルペーパーとして配信します。)
第51回:【政策/科学・統計】青少年政策の計量分析2:概要版(2014年5月25日配信予定/「SUPER ADVENTURES 72」「杜の奇跡22」のサークルペーパーとして配信します。)
(※「「艦これ」遠征の評価・改二」の発表は、都合によりしばらく延期とします。)
【近況】
・「第8回東方名華祭」併催イベント「幻想郷フォーラム2014」新刊の『香霖堂の社会思想ゼミ――市民のための「社会」をめぐる思想講座』がメロンブックスにて発売中です。
情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11795422870.html
サンプル(pixiv):http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=42211933
通販ページ:http://shop.melonbooks.co.jp/shop/detail/212001071156
・「海ゆかば2」新刊の『提督のための統計学――艦隊決戦統計解析論序説』がメロンブックスにて委託販売中です。また、電子版の配信もメロンブックスDLにて始まりました。
情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11755408226.html
サンプル(pixiv):http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=41109949
通販ページ:http://shop.melonbooks.co.jp/shop/detail/212001070288
電子版:http://www.melonbooks.com/index.php?main_page=product_info&products_id=IT0000170590
・ 「コミックマーケット85」新刊の『統計同人誌をつくろう!――調べて、分析して、書きたい人のために』『改訂増補版 紅魔館の統計学なティータイム――市民のための統計学Special2』が、メロンブックス・とらのあな・COMIC ZINにて委託販売中です。詳細は各同人誌の情報ページをご覧ください。
『統計同人誌をつくろう!』情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11717450615.html
『改訂増補版 紅魔館の統計学なティータイム』情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11717449750.html
・常見陽平氏が発行する早稲田大学・慶應義塾大学学生向けフリーペーパー「アスユニ」に論考「「慶應SFC的なるもの」とは何か」を寄稿しました。4月上旬に両大学にて配布される予定です。
・「仙台コミケ216」にサークル参加予定です。
開催日:2014年4月27日(日)
開催場所:夢メッセみやぎ(宮城県仙台市宮城野区)
アクセス:JR仙石線「中野栄」駅より徒歩20分程度/仙台東部道路「仙台港」インターチェンジより車で5分程度/宮城交通バス「仙台港フェリーターミナル」行きまたは仙台市営バス306系統「(賀茂皇神社経由)キリンビール」行き「夢メッセみやぎ前」下車すぐ
スペース:「G」ブロック20
・「Comic1☆8」にサークル参加予定です。
開催日:2014年4月29日(火祝)
開催場所:東京ビッグサイト(東京都江東区)
アクセス:ゆりかもめ「国際展示場正門」駅下車すぐ/東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅より徒歩3分程度
スペース:「ね」ブロック41a
・「第十八回文学フリマ」にサークル参加予定です。
開催日:2014年5月5日(月祝)
開催場所:東京流通センター(東京都大田区)
アクセス:東京モノレール「流通センター」駅下車すぐ
スペース:Fホール「オ」ブロック57・58
・「第11回博麗神社例大祭」にサークル参加予定です。
開催日:2014年5月11日(日)
開催場所:東京ビッグサイト(東京都江東区)
アクセス:前掲
スペース:「ぬ」ブロック13b
・「杜の奇跡22」にサークル参加予定です。
開催日:2014年5月25日(日)
開催場所:仙台市情報・産業プラザ(宮城県仙台市青葉区)
アクセス:JR各線「仙台」駅下車徒歩2分程度/仙台市地下鉄南北線「仙台」駅下車徒歩5分程度
スペース:未定
・「古明地こんぷれっくす」にサークル参加予定です。
開催日:2014年6月8日(日)
開催場所:京都市勧業館みやこめっせ(京都府京都市左京区)
アクセス:京都市営地下鉄東西線「東山」駅より徒歩8分程度
スペース:未定
・日本図書センターより5年ぶりの商業新刊『「あいつらは自分たちとは違う」という病――不毛な「世代論」からの脱却』が刊行されました。内容としては戦後の若者論の歴史をたどるものとなります。
Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/4284503421/
楽天ブックス:http://books.rakuten.co.jp/rb/12468953/
(2014年4月16日)
奥付
後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ・第47回:【思潮】「学ぶ姿勢が確信的に欠けている」問題
著者:後藤 和智(Goto, Kazutomo)
発行者:後藤和智事務所OffLine
発行日:2014(平成26)年4月16日
連絡先:kgoto1984@nifty.com
チャンネルURL:http://ch.nicovideo.jp/channel/kazugoto
著者ウェブサイト:http://www45.atwiki.jp/kazugoto/
Twitter:@kazugoto
Facebook…
個人:http://www.facebook.com/kazutomo.goto.5
サークル:http://www.facebook.com/kazugotooffice
第47回:【思潮】「学ぶ姿勢が確信的に欠けている」問題
「新潟東方祭14」(2014年4月13日、朱鷺メッセ)のサークルペーパーとして配布した記事です。
Free Talkですが、少し悩ましい問題を。
東北地方太平洋沖地震以降、「マスコミが報じない真実」を売りにしたオルタナティブ・メディアがいくつか生まれました。震災以前から存在していた「自由報道協会」や岩上安身の「Independent Web Journal」は同地震において起こった原発事故をきっかけに人気を伸張させ、他にも上杉隆の「NO BORDER」や堀潤の「8bit News」などが震災後に生まれています。
これらのメディアにおいて共通しているのが、原発事故や放射能をめぐる問題を過剰に煽り、主に福島県に対する差別的視線を強化させてきたというものです。彼らは「マスコミが報じない真実」などといいながら、明らかに(特に福島県の)実態と異なることや、科学的に問題の多いことをしきりに報じてきました。そしてそれに対する火消しに追われたのは、行政、専門家、マスコミの専門的な記事の書き手、そしてインターネット上の有志でした。しかし彼らが科学的に正確な情報や、蔓延する間違った「真実」系の言説を批判する情報を多く流しても、これらのオルタナティブ・メディアはそれを無視してきました。
このような問題に対して、「専門家や行政のリスクコミュニケーションの問題」や、「科学や専門家と社会の乖離」などを問題視する言説があります。そしてそれらが問い直されなければならない、というのは専門知をめぐる永遠の課題として存在するのは確かです(この点については、同人誌『社会の見方、専門知の関わり方――俗説との対峙から考える』でも論じています)。しかし、例えば放射能については、インターネット上においても手軽(無料または安価)な解説書が、主に専門家によって提供されています。
一例:
鈴木みそ「放射線の正しい測り方」http://p.booklog.jp/book/30823(無料)
田崎晴明「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識」http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/(無料)
田崎晴明『やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識』朝日出版社、2012年:1,000円(税抜き)
菊池誠、小峰公子、おかざき真里『いちから聞きたい放射能のほんとう』筑摩書店、2014年:1,400円(税抜き)
これらの動きは震災後から盛んになっていますが、他方で不安を鎮めるような言説を発する人やその支持者に対しては、「御用学者」「エア御用」などというレッテル貼りが行われています。そのようなレッテル貼りをされた人の一人に菊池誠がいますが、彼も最近下記のTogetterに晒されました。
「菊池誠氏の科学とは程遠いなにか。」http://togetter.com/li/653026
しかしこのまとめを見るに、そして多くの人が指摘しているように、菊池はただ単純にデータを出して、質問者の言っていることは事実とは異なる、と指摘しているだけです。むしろこの質問者のほうが、菊池に対して「自分の考えを肯定してくれる専門家は無意味だ」と難詰していると見た方がいいでしょう。そして質問者もまとめ主も、実際には科学的な態度をとっている菊池に対して「非科学的、政治的」と言っています。
放射能絡みでもう一つ言うと、東浩紀らの「福島第一原発観光地化計画」の一環として行われた「福島第一原発麻雀化計画」というものがありましたが(詳しい話は http://togetter.com/li/609484 参照)、これが(『福島第一原発観光地化計画』の執筆者含む!)多くの人の批判を呼び起こしました。然るに東らは、「アート」などの名目でそれらの批判を無視し、挙げ句の果てに「日本人の国民性」の問題としていました(ちなみにこの麻雀はルールを見る限り「電力会社は賠償金を得たいがために原発事故を起こす」という前提に立っています)。
放射能をめぐる問題だけではありません。例えばレイシズムをめぐる問題に対しても、最近になって「外国人お断り」という張り紙や横断幕が問題視されている報道に対して、「でも隣国とかは日本に対して同様のことを言っている」などと言ってその批判をかわす行為が見られます。しかし、その「隣国」が差別的な物言いをしているからと言ってこちらが許されるわけでもないでしょう。
このように、近年は専門知や専門家の言動、あるいは自らに向けられている批判に対して積極的に拒絶する姿勢も見られるようになっています。そしてそのように相手を拒絶しておきながら、「専門家は役に立たない」、あるいは「専門家は自分たちに対して仇をなしてばかり」という「批判」を行うというものが見られます。ここまで来ると、専門家の科学コミュニケーション、リスクコミュニケーションの問題と言うよりも、最早受け手の問題のほうが大きいのではないかと捉えるのが妥当ではないかと思います。
なぜこのようなことになるのかということについてはここで結論を出すのは避けるべきでしょう(実際にデータを取ったわけではないので)。しかし、少なくとも「論客」の動きを見る限りでは、「彼ら」と「自分」を何らかの形で一方的に分断して、そして自分の、分断した「彼ら」への無理解の原因を「彼ら」に押しつけるという論法が広がっているという点は見過ごしてはおけないと思います。近年流行の「ヤンキー」論もそうですけど、特定の社会集団、社会階層を自らから切り離して、そして「彼ら」が自分たちにとっての脅威になっている、という論法が、これらの言説の背景には存在するように思えます。要するに、「学ぶ姿勢が確信的に欠けている」という。
このような論法は、「彼ら」を本質的に劣っている存在として貶める場合には極めて有効でしょう。しかし、それ以外の面で見たら、むしろ弊害のほうが多いのではないでしょうか。そのように主観的に「分断」した状態からだと、相手に対しては本質主義的な批判しかできず、そのため相手からは、やはり感情的な反発しか生み出し得ないでしょう。
第48回:【思潮】「ヤンキー」論の奇妙な位相――なぜ不毛な議論が繰り返されるのか(2014年4月25日配信予定)
第49回:【書評】春の書評祭り(2014年5月5日配信予定/「仙台コミケ216」「Comic1☆8」「第十八回文学フリマ」のサークルペーパーとして配信します。)
第50回:【思潮】オタク論に社会を語らせてはいけないこれだけの理由(2014年5月15日配信予定/「第11回博麗神社例大祭」のサークルペーパーとして配信します。)
第51回:【政策/科学・統計】青少年政策の計量分析2:概要版(2014年5月25日配信予定/「SUPER ADVENTURES 72」「杜の奇跡22」のサークルペーパーとして配信します。)
(※「「艦これ」遠征の評価・改二」の発表は、都合によりしばらく延期とします。)
【近況】
・「第8回東方名華祭」併催イベント「幻想郷フォーラム2014」新刊の『香霖堂の社会思想ゼミ――市民のための「社会」をめぐる思想講座』がメロンブックスにて発売中です。
情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11795422870.html
サンプル(pixiv):http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=42211933
通販ページ:http://shop.melonbooks.co.jp/shop/detail/212001071156
・「海ゆかば2」新刊の『提督のための統計学――艦隊決戦統計解析論序説』がメロンブックスにて委託販売中です。また、電子版の配信もメロンブックスDLにて始まりました。
情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11755408226.html
サンプル(pixiv):http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=41109949
通販ページ:http://shop.melonbooks.co.jp/shop/detail/212001070288
電子版:http://www.melonbooks.com/index.php?main_page=product_info&products_id=IT0000170590
・ 「コミックマーケット85」新刊の『統計同人誌をつくろう!――調べて、分析して、書きたい人のために』『改訂増補版 紅魔館の統計学なティータイム――市民のための統計学Special2』が、メロンブックス・とらのあな・COMIC ZINにて委託販売中です。詳細は各同人誌の情報ページをご覧ください。
『統計同人誌をつくろう!』情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11717450615.html
『改訂増補版 紅魔館の統計学なティータイム』情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11717449750.html
・常見陽平氏が発行する早稲田大学・慶應義塾大学学生向けフリーペーパー「アスユニ」に論考「「慶應SFC的なるもの」とは何か」を寄稿しました。4月上旬に両大学にて配布される予定です。
・「仙台コミケ216」にサークル参加予定です。
開催日:2014年4月27日(日)
開催場所:夢メッセみやぎ(宮城県仙台市宮城野区)
アクセス:JR仙石線「中野栄」駅より徒歩20分程度/仙台東部道路「仙台港」インターチェンジより車で5分程度/宮城交通バス「仙台港フェリーターミナル」行きまたは仙台市営バス306系統「(賀茂皇神社経由)キリンビール」行き「夢メッセみやぎ前」下車すぐ
スペース:「G」ブロック20
・「Comic1☆8」にサークル参加予定です。
開催日:2014年4月29日(火祝)
開催場所:東京ビッグサイト(東京都江東区)
アクセス:ゆりかもめ「国際展示場正門」駅下車すぐ/東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅より徒歩3分程度
スペース:「ね」ブロック41a
・「第十八回文学フリマ」にサークル参加予定です。
開催日:2014年5月5日(月祝)
開催場所:東京流通センター(東京都大田区)
アクセス:東京モノレール「流通センター」駅下車すぐ
スペース:Fホール「オ」ブロック57・58
・「第11回博麗神社例大祭」にサークル参加予定です。
開催日:2014年5月11日(日)
開催場所:東京ビッグサイト(東京都江東区)
アクセス:前掲
スペース:「ぬ」ブロック13b
・「杜の奇跡22」にサークル参加予定です。
開催日:2014年5月25日(日)
開催場所:仙台市情報・産業プラザ(宮城県仙台市青葉区)
アクセス:JR各線「仙台」駅下車徒歩2分程度/仙台市地下鉄南北線「仙台」駅下車徒歩5分程度
スペース:未定
・「古明地こんぷれっくす」にサークル参加予定です。
開催日:2014年6月8日(日)
開催場所:京都市勧業館みやこめっせ(京都府京都市左京区)
アクセス:京都市営地下鉄東西線「東山」駅より徒歩8分程度
スペース:未定
・日本図書センターより5年ぶりの商業新刊『「あいつらは自分たちとは違う」という病――不毛な「世代論」からの脱却』が刊行されました。内容としては戦後の若者論の歴史をたどるものとなります。
Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/4284503421/
楽天ブックス:http://books.rakuten.co.jp/rb/12468953/
(2014年4月16日)
奥付
後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ・第47回:【思潮】「学ぶ姿勢が確信的に欠けている」問題
著者:後藤 和智(Goto, Kazutomo)
発行者:後藤和智事務所OffLine
発行日:2014(平成26)年4月16日
連絡先:kgoto1984@nifty.com
チャンネルURL:http://ch.nicovideo.jp/channel/kazugoto
著者ウェブサイト:http://www45.atwiki.jp/kazugoto/
Twitter:@kazugoto
Facebook…
個人:http://www.facebook.com/kazutomo.goto.5
サークル:http://www.facebook.com/kazugotooffice