12月12日、東京で年内最後の講演があります。
詳細はこちらからご覧ください。
さて、先日僕はインドネシアに行ってきたわけですけど、インドネシア独立には日本がすごく関係しているんですよ。
インドネシアは350年ほどオランダの植民地と化していました。
インドネシア人は相当虐げられていたんですね。
体の大きさでもオランダ人の方が上ですし、かなわないと思ったわけですよ。
オランダもかなわないと思わせるように恐怖政治を敷いていました。
しかし日本の登場によって状況は変わるんですね。
大東亜戦争が勃発するわけですけど、日本は石油がないから戦争を始めたわけですよ。
なのでまずは油田地帯のあるスマトラとかボルネオに上陸するんですね。
続いて植民地政府のあるジャワ島に行くわけですけど、結果を先に言えば日本はここで勝利します。
じゃあ350年間の支配をしたオランダを含む連合国を、日本は何日で駆逐したでしょうか?
なんとたった9日間でやってしまったんですね。
350年の支配が9日でひっくりひっくり返ったんですよ。
インドネシア人も驚いてひっくり返ったでしょうね。
連合国を追い出した日本は幽閉されていた独立運動家たちを解放しました。
例えばスカルノとかハッタです。
察しのいい方ならわかると思いますが、スカルノは初代大統領、ハッタは副大統領です。
軍政っていうと悪いイメージだけが先行すると思いますけど、のちの独立につながることがたくさんあるんですよ。
例えばオランダ時代は団結させないために言語とかも統一させなかったんです。
これを統一しましたと。さらにインドネシアの国旗とか国歌も認めるようになりました。
さらに、これがすごい重要なんですけど、PETAっていう郷土防衛義勇軍を結成するんですよ。
インドネシア人はオランダによって牙を抜かれていたんです。
だから行進すらままならない状況だったと。
そこで日本は闘争心を養うために相撲の特訓をしたり、敢闘精神を教育していきました。
このPETAの出身者がのちの独立戦争で中心的役割を担うんですよ。
PETA一期生のサニー大佐は語ります。
「日本軍に愛国心、軍人精神を教わった。日本人教官を心から尊敬し、感謝します」
大東亜戦争と言うと日本では暗黒面だけが強調されます。
もちろんこうした指導も日本の利益のためと言えばその通りでしょう。
しかしインドネシア人とともに独立のために命をかけて戦った日本人がいます。
そうした個々の命がインドネシアを独立に導いたという面もあることを私たちは知っておくべきでしょう。
東京愛宕にある青松寺にはインドネシア独立のために
戦った日本人の記念碑があります。
ぜひ、見に行ってもらいたいです。
( 和 田 )
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