今年最後の大一番KEIRINグランプリ2018は三谷竜生選手の優勝で締めくくられました。
脇本雄太選手の先行も強かったですね。後方からスパートをかけた浅井康太選手、新田祐大選手も捲り追い込みは、目が点になるようなスピードでした。
落車はありましたが、良いレースだったと思います。
三谷選手もお亡くなりになられたお母さまの墓前に良い報告ができましたね。本当におめでとうございます。
そして、三谷選手は年間獲得賞金が2億5531万3000円となり、山田裕仁氏の持つ記録(2002年2億4434万8500円)を抜いて新記録となりました。凄い額ですね!
KEIRINグランプリ2018
レースフォトダイジェスト
ダッグアウトから》
■10レース 寺内大吉記念杯決勝
●優勝の岡村潤
「(渡邉)雄太と(渡邉)晴智さんのおかげです。(竹内)雄作が止まったのはわかったので、あと来るとしたら、新山(将史)だと思って、そこはしっかり内締めて、晴智さんに任せていました。優勝できたのは雄太が強かったおかげですね。来年も一戦一戦自分のレースをしていきたいと思います」
■11レース KEIRINグランプリ
●優勝の三谷竜生
「優勝は素直に嬉しいですね。打鐘前のところの浅井さんの動きが気になって、脇本君も行きづらそうでしたけど、脇本君は出切ってからは後ろの様子を見ていました。非常にかかっていたので、誰も来れないかと思ったんですけど、清水君が来たので牽制していきました。(4コーナーから)浅井さんが外に見えたので、そこはしっかり踏みました。調子はよかったですね。今年の優勝は全てラインのおかげなので、改めて近畿の強さを実感することができました。年間獲得賞金最高記録達成は嬉しいですね。今年は母のことや色んなことがあった一年だったので、最後にグランプリを優勝できてよかったです! 来年はずっと1番車のユニホームを着て走るということで、責任も大きくなると思うけど、その中でしっかり頑張りたいです」
●2着の浅井康太
「組み立ては一本勝負と思っていて、脇本君たちの後ろよりは平原(康多)さんの後ろからと思って、平原さんの動きによって自分がどうするか決めてました。その中で平原さんが飛びつかず、8番手になったので、外を踏んで捲りにいった。8番手からあそこまで行けたし、脚の感触はよかったです。でも、自分の出した最大限の力があそこだったので、もうひと段階なにかを考えて、トレーニングをしていきたいと思います。来年につながる走りはできたので、また考えて頑張っていきたいです。最後まで見応えあるレースができたと思うし、自分も楽しく走れました。でも、自分から買ってくれたお客さんには申し訳なかったので、来年恩返しができるように、来年(GPを)獲れるように努力します!」
●3着の新田祐大
「レースは打鐘過ぎから動きがあるだろうなと思っていました。自分は内でつまったりするよりは、どっしり構えて自分の力を出そうと思っていました。9番手でも勝負できると思っていたので。2019年しっかり戦えるように力をつけいきたいと思います。」
●4着の清水裕友
「行くかちょっと迷いました。動くか、最後に脚をためて行くか迷ったんです。切りたくなかったけど、これは切らないとないなと思って行きました。最終バックは一瞬あったかと思ったけど、残念。でも、やることはやった結果なんで。最後、確定板って思ったけど、その力もなかったですね」
●5着の脇本雄太
「浅井さんの動きが大きかったです。あのまま立て直してから行ったら確実に粘られると思って、ラインで全滅するわけにはいかないので、ムリにでも行きました。4コーナー勝負はできるなと自分の中では思っていたんですけど、さすがにゴールまでは持ちませんでした。あと30mを乗り切れたらもっとグランプリも勝負できたなと思います。気持ち的にはGIの決勝と同じくらいでいけてると思っていたけど、盛り上がりがそれとは比べ物にならないくらい盛り上がっていたので、自分の中ではすごくいい経験ができました」
●7着の村上博幸
「ここ1か月しっかりやれることはやってきたので脚力的にも最高の状態で走れましたし、4年振りでしたけど、緊張もなく、気合入り過ぎることもなく、そういうところは成長しているなって感じれました。今日みたいに走れたら、来年も楽しみだなと思います。でも、皆が優勝を狙いに勝負をかけていくレースなんでしょうがないけど、アクシデントがあり少し残念でしたね。2019年も厳しい年にはなると思うけど、色んなものと戦って、またここに戻ってきたいです」
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