いきなり夏に戻ったような暑さ! 広がった青空のもと、共同通信社杯3日目が行われました。
決勝にそろった9名をみると、過去の共同通信社杯の優勝者や決勝に乗っていた選手と、この大会に相性のいい選手がそろった印象があります。
1着1着2着と好調の金子貴志選手、その要因は「you tubeを始めたので、変なレースはできないと思って、仕上げてきました!」と。you tubeがモチベーション向上につながっているんですね!
金子貴志選手のyou tubeこちら
https://www.youtube.com/channel/UCM-_XLEpSR7aNTTWdu3EVdQ
さて、決勝戦はなかなかクセのある面々がそろいましたね。自力でも何でもできる選手ばかりで、どんなレースになるか、見応えありそうです!
最終日も松阪競輪で楽しみましょう!!
準決勝
10レース
最終ホーム、果敢な吉田拓矢の先行、3番手以降を大きく離す
ゴール
11レース
最終1センター、鈴木竜士を叩く吉田敏洋、平原康多の内に入ろうとする郡司浩平
ゴール
12レース
最終1コーナー前、先行する山崎賢人、それを追う村上義弘と木暮安由
ゴール
《ダッグアウトから》
■10レース
●吉田の番手から追い込んでいって1着の柴崎淳
「吉田君には好きに走ってくれって言っていたんですけど、あんなに果敢に先行してくれて、本当に感謝しかないですね。調子は日増しによくなっていっています」
●2着の渡邉一成
「今日は柴崎が踏む前に自分で仕掛けていれば、3人で決まったんじゃないかという思いもあります。反省の多い3日間ですけど、でも、前々には踏めているのかなと思います」
●3着の佐藤慎太郎
「もう一成、早く踏めって心の叫びがね。あれをもっと早く踏んで入れば、大槻(寛徳)まで決まった可能性もあったと思うけど、まぁ、一成は準決勝だし大事に行ったんでしょうね。行くかなと思ったら一成が行かなくて、一回勢いを殺していたんで、宮本に行かれるかなって思ったので、肘をかけにいきました。うん、調子はいいですね」
●4着の宮本隼輔
「最後は勢いが足りませんでした」
●果敢に先行した吉田拓矢
「地元の柴崎さんがついてくれたので、それなりのレースをしないといけないと思ってました。8割から9割で踏んで、2コーナーから踏み直して、残れるようにと思ったんですけど、力が足りませんでした」
■11レース
●1着の諸橋愛
「竜士も頑張ってくれていたし、康多も冷静でしたね。前のおかげです。康多が脚を使っていたから、僕が伸びただけですね」
●2着の平原康多
「微妙なレースになってしまいました。仕掛けは竜士に任せていたし、吉田さんに竜士が叩かれて、内に郡司がいて、難しかったですね。結果論でいたら、内だったから、自分で動けたけど、微妙なレースになってしまいました。今日はなんとかしのいだって感じです」
●3着の郡司浩平
「送れないように、遅れないようにって思っていたら内に行っちゃいました。持ち出そうと思ったら、平原さんが先に出て行く形になりました。ラインには迷惑をかけてしまったのは申し訳ないですね」
●鈴木竜士
「脚を余って終わってしまったので、悔しいですね。でも、後ろの2人が決勝にのってくれてよかったです。……僕も乗りたかったですね。うん、また練習してきます!!」
■12レース
●逃げた山崎賢人、繰り上がり1着
「今日は責任は感じましたが、でも、レースでは自分の走りをするだけでした。(1着は)繰り上がりなんで微妙ですけど、逃げ粘れているので悪くはないと思います。昨年の共同通信社杯でも決勝に乗れましたけど、あの時よりも今回の方が先行できているし、いい勝ち上がりだと思います」
●2着の金子貴志
「しっかり前が仕掛けてくれたおかげです。山崎は昨日ついて強さを実感したし、今日はしっかり3番手で内をしめておこうと思いました。浅井のことは本当に残念です…。決勝に久しぶりに乗ったので、頑張りたいですね」
●最終ホーム前に山本伸一が落車、村上義弘はすかさず自分で仕掛けた。
村上の後ろから稲川翔が3着に突っ込んだ
「前のおかげです。ケガをしてなかなか調子があがらない時に、ずっと村上(義弘)さんと走ることを目標にしていたので、決勝に乗るなら今日しかないと思って、信頼してついていました」