本日の気温は39度越えでした。
バンク内では45度越え…。
猛暑の中の決勝となりました。
その前の負け戦は面白かったですね。
寺崎浩平のレースは、太田竜馬の意地を見ました。
寺崎浩平選手
鉄壁の中部ラインを粉砕する新田祐大。
強かったですね。
これらのレースが今後にどのように繋がっていくのか楽しみです。
決勝
メンバー的に松浦か脇本かという予想だったと思います。脇本は自力、松浦は原田の番手。そして申し訳ないがその他の選手の動きがどのようにレースが影響するががポイントだった思います。
レースは山田英明-内藤秀久、脇本雄太-古性優作-守澤太志、原田研太朗-松浦悠士-柏野智典、諸橋愛で周回。
残り2周半で脇本が車間を切って原田ラインを待ち受け。残り2周では原田が中団に入り脇本は後方に下がる。打鐘で原田が踏み込み、一気に先頭に出ると中団に下がった山田-内藤が脇本をけん制し前に出させない。しかし脇本は強引に叩きに出て、もがき合いになるが、最終1コーナーで松浦に牽制される。脇本は乗り越えて松浦の前に出たが、内で粘られて最終バックからコーナーにかけて踏みあうが松浦が再度、前に出てそのままゴールに飛び込み松浦が優勝となった。2着は脇本、3着に古性がはいった。
ダッグアウトから》
■12レース 決勝戦
●優勝の松浦悠士
「まずは開催してくださった関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。やっぱり常にタイトルは狙っているし、高松宮記念杯で悔しい思いをしたので、今日は優勝できて嬉しいです! 原田君はいいところで行ってくれましたね。山田さんが前を取るとは思わなくて、一応想定はしていたけど、ホームで脇本さんも来て、なんとか合わせれたかなと思います。波を作っても、乗り越えてくるだろうなとは思っていたけど、少しでも消耗させようと思いました。半周以上もがき合って、当たることによってフォームも崩れますし、なんとか一矢報いたかなと。4コーナーで引っ掛けて、脚だけでは厳しいので、全部を使って勝てました。ラインの力でなんとか脇本さんに勝てたので、個人の力で勝てて初めて乗り越えられたと言えと思っています。グランプリ優勝を目標にこれからも頑張っていきたいと思います!」
●2着の脇本雄太
「順番にどんどんって来られたさすがにきつかったです。でも、あれが競輪ですから、しょうがない」
●3着の古性優作
「レースは想定内でしたけど、自分のミスでしたね。内藤さんにもらってしまったので、そこで外に遠回りしてしまったので。柏野さんのブロックもけっこうしんどかったです。脇本さんが自分にチャンスあるように流れつくってくれたし、自分の脚力がなかっただけなので、また、自力でレースして、脚を作って、また、脇本さんと乗った時のために頑張りたいと思います」
●4着の諸橋愛
「うーん、余裕がなかったです。作戦的には柏野をどかしてスイッチできればと思ったけど、ずっと流れていたし、僕もきつかったですね。残念」
●5着の内藤秀久
「あれは打鐘で2人とも来るから、そこだけ英明踏めよって思って。あとは流れによって、合ったところで当たるからって思っていて、そうしたら、合ったところが古性のところでしたね。でも、コーナーの出口でニュートラル入ってたし、止まる感じではなかったですね。いやー、ゴールまで長かったです。届けーって思って踏んでいるけど、全然前とつまりませんでした。これが決勝なんだなって思ったし、また頑張ろうと思いました」
●6着の山田英明
「やれることはやりました。前を取って、来たとこで勝負と思って、今日はもう作戦とかなかったです。飛びつきたかったんですけども飛びつけなったです。後ろから飛びついたんできつかったし、捲りにいったけど、全然出ませんでした。あれだったら2センターで腹をくくればよかったです」
●7着の守澤太志
「力不足でしたね。でも、脇本君の3番手について、自分の力不足がわかっただけでも収穫だと思います。また、次は北日本の皆で乗れれば、チャンスあると思うし、頑張りたいと思います」
●8着の柏野智典
「作戦通りでした。でも、松浦は番手捲りに行くとは言ってたけど、ヨコに動くと思わなくて、そこで僕も対応がしきれませんでした。想定外でも、そこでつききる脚の余裕があったら展開が違ったんでしょうけど。研太朗が全開で踏んでいて、ワッキーに合わせて、松浦が踏んでいくって今の競輪界の一番スピードが出るところだと思うので、ついてはいけるけど、もうひと余裕ないと、絡まれた時にもろさが出ましたね。ちょっとまた頑張ります」
●9着の原田研太朗
「優勝してくれてよかったです。まだまだ頑張れるぞっていうところをアピールして、また頑張りたいです」