ガツンと行く選手がガツンと行ってそこからさあどうなる?といった準決勝戦となりました。
まあ、桐山敬太郎選手の京都勢の後ろからのダッシュカマシにはちょっとびっくりしましたが。
見事だったのは浅井康太選手。残り1周前9番手から踏みあげて、内ついて3着はおおおおと感じました。
切り替える判断や内を行くタイミングはさすがです。
浅井康太に「鬼脚ニュージェネレーション」と名付けたいですね。
さて明日の決勝戦は
11R 発走予定時刻16時25分
2稲垣裕之‐9大塚健一郎
3平原康多‐1武田豊樹‐8岡田征陽
4山崎芳仁‐7菊地圭尚
5浅井康太(単騎)
6桐山敬太郎(単騎)
徹底先行タイプは乗っていず、早めの主導権を誰がとってくるのか?だと思います。関東が3車いるのでここが主導権だろうというような感じもありますが、出渋れば稲垣が取るのではないかと思います。あとはこの後ろに誰がはまっているのか?でしょう。
私(若生)は、浅井、桐山から。浅井の感覚がバツグンに良さそうに感じました。
単騎なので流しで勝負でしょう。
絞るのであれば、2着に平原、武田、大塚かな。
いずれにしろ、自分のギャンブル勘を信じて、いってみてはいかがでしょうか。
印象的な本日のシーン
引き上げてきてから、浅井選手と深谷選手が話してました。そこに吉田敏洋選手、金子貴志選手もいてレースを振り返っていました。
昨日のレポートの吉田選手のコメントが今、重く感じられます。
ダッグアウトから
■4レース
●最終ホームからカマし、3番手以降をぶっ千切った金子貴志が1着
「思いっ切り上に行ったんで、その勢いを利用して行っちゃおうと思いました。3番手が離れているのは全く知らなかったですね。思ったよりも良かったですね。」
●金子マークの山内卓也が2着
「チャンスがあればカマすって言っていたんで。きつかった~」
■10レース 準決勝
ゴール
●直線追い込んで1着の平原康多
「木暮(安由)が行こうとしてくれている気迫は感じました。行けるかなって思ったけど、内に差し込んじゃっていましたね」
●平原マークで岡田征陽
「木暮が(落車する時に)、『あぁ~~~』って言ってくれたから、危ないと思って避けることが出来ました」
●先行した早坂秀悟の番手から捲って3着の菊地圭尚
「本当に秀悟のおかげです。秀悟の大きい唇にチューしてあげます(笑)」
●5着の中川誠一郎
「ワッキー(脇本雄太)を入れるか迷ったけど、村上(義弘)さんと並走するのが嫌だったんで、引きました。一か八か行けばよかったですね。もったいない…」
■11レース
ゴール
●捲ってくる新田祐大に合わせて、稲毛の番手から捲って1着の稲垣裕之
「稲毛が頑張ってくれました。また頼もしい後輩が出てくれましたね! まだまだ稲毛も頑張ってくれたけど、新田や深谷がいつくるかのプレッシャーが大きかったので、稲毛の頑張りに応えるため前に踏ませてもらいました。大塚さんがついてくれたのは、絶対に離れないし、存在は大きかったと思います。競輪祭で負けたことが悔しかったし、決勝戦は頑張ります」
●稲垣マークで2着の大塚健一郎
「前は抜けてないけど、自分の与えられた位置でやるべきことはしっかり出来ていると思います。テンポは合っているとは言えないですね。調子は、残念ながら獲れる状態とはいい難いですね」
●浅井康太が3着
「深谷(知広)は重たそうだったし、申し訳ないけど、自分の仕掛ける位置からだと思って、切り替えました。内が空いたのは偶然でしたね」
●捲り切れずの天田裕輝(5着)
「(仕掛けるタイミングは)まだ前がやり合っていましたからね。…自分の力不足です」
●先行した稲毛健太(9着)
「二次予選で(南)修二さんに迷惑かけたし、準決勝は自分の仕事をしっかりしようと思いました」
■12レース
ゴール
●単騎で捲った桐山敬太郎が1着
「決勝に乗っちゃいましたね、やっと(笑)。3着でもいいやと思って、早めに踏みました。以前、単騎で前を見て、見てで失敗したので、その反省を活かしました」
●捲った山崎芳仁が2着
「桐山があんなに早く来ると思わなかったですね。武田さんが来るか、わきの下から見ていたら、桐山に来られて、慌てて踏みました」
●捲り追い込んだ武田豊樹が3着
「打鐘で外踏んだけど、内藤(宣彦)さんがすごく上手かったですね。あの1車は大きかったですね。あそこを踏んだから、1コーナーから捲りは出なかったです。バックで捲ったけど、桐山君が先に捲ったのできつかったですね」
●4着の佐藤友和
「桐山は上手かったですね、単騎であの位置だったら、あれしかないですからね」
●5着の神山雄一郎
「手応えはいいし、また頑張ります!」