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2015年パラサイクリングロード世界選手権が7月29日、スイス・ノットヴィルで開幕した。 日本からは4人(タンデムパイロットを含む)の選手が出場し、日本人の出場レースは30日からとなる。
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2015年パラサイクリングロード世界選手権が7月29日、スイス・ノットヴィルで開幕した。 日本からは4人(タンデムパイロットを含む)の選手が出場し、日本人の出場レースは30日からとなる。

2015-07-30 10:39
    昨年の同選手権の個人タイムトライアル[障害クラス女子B]では、ガールズケイリンの田中まいと共にアルカンシエルに袖を通した鹿沼由理恵。今大会では、UCIトラックマスターズ世界選手権の優勝実績を持つベテランの和地恵美をパイロットに迎えての参戦だ。5月の練習中の落車で複数箇所を骨折し一時は出場が危ぶまれた鹿沼だが、驚異的な回復力で公式戦復帰を果たした。

    男子では、ストイックな姿勢と実力で日本チームを牽引する藤田征樹[男子C3]、三輪のベテラン小川陸彦[男子T2]が出場。実力を出し切り、リオデジャネイロパラリンピック自転車種目の国別出場枠を広げるポイントゲッターとなれるか要注目だ。

    大会の様子は追ってお伝えします。

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    ▼右端が藤田、左から3人目が小川。6月21日に栃木県大田原市で健常者の全日本選手権と同時開催された「日本パラサイクリング選手権・ロード大会」にて。なお、この大会では男子Bクラス優勝者の大城竜之のパイロットは競輪選手の井上善裕(埼玉・75期 =写真左端)が務めた。

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    ▼世界選手権の前日、宿舎の周辺を走るディフェンディングチャンピオンの鹿沼。
    「まだ顔にも擦過傷の跡が残ってるんです(笑)」。

    記事・写真 佐藤有子
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