2016年に入り競輪界の活性化が現実味を帯びてきました。
 立川記念で原田研太朗が優勝し、続く和歌山記念では郡司浩平が。そして深谷知広が大宮記念で優勝しました。いわき平記念ではGP選手の稲垣裕之が若手を退け、しっかり優勝しましたが、続く高松記念でも深谷が逃げ切り優勝でありました。
 原田の優勝は決勝では内容がありませんでしたが、勝ち上がりでの原田の走りには成長を感ました。そして郡司の優勝も同様に恵まれた感がありましたが、稲垣の上を捲って優勝。そして準決勝の先行は見事でありました。
 深谷に関しては3場所連続記念制覇で、もう完全復活と聞くのは愚門であります。
GIで結果を残してからとが言いますが、深谷自身GI優勝2回である事を考えますと後は本人の問題だけです。いわき平でも吉田拓矢の決勝戦での走りは十分存在感があり、上位選手も警戒する選手と感じたはずです。未来を感じさせてくれました。

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 競輪の流れはルールによる所が大きい事は前回でも述べました。しかし時代を作るのは選手達自身であります。
 「時代がそうでは無い」と言う選手もいますが、それは流れの