第31回全日本選抜競輪(GI)初日レポート
近頃にしては、落車が多かったGIの一日になりましたね。
無い時は全くないのに、ある時は立て続けに。様々な原因があると思いますけど、車券もパーになるし、選手の体も壊れるので、落車はよろしくないですよね。
全日本選抜競輪(GI)ポスターに「めん喰らえ!」とありましたが、本当に「めんくらいました」
さてレース。印象に残ったのは、先日競輪マガジンチャンネルに掲載した内林氏の原稿です。
「久留米バンクは皿バンクで捲りが決まらず、前にいるラインから狙え!」とありましたが、その通りでした!
流石、内林氏ですね!
二日目は6Rから11Rが二次予選で、12Rにスタールビー賞が行われます。
二次予選は狙い目が続出!ですね!
難しく考えると外しそうな気がします。
って、本命サイドかい!
でも、そうならざるを得ない感じがしますけど。
しかし、ここが崩れると超大穴が飛び出しますから、賭け金の配分を考えたいところですね。
「濡れ手に粟」となるのか「泡と消える」のか?
人生ってそんなものでしょう!
初日特選
10R
先行する今話題の早坂選手。
その3番手入る稲垣選手。
ゴール。
11R
先行する北日本ラインの3番手を取り切ろうとする平原選手。
ゴール。内抜きで失格の1着到達の平原康選手。1着は山崎選手。
12R
先行する竹内選手。番手は浅井選手。
ゴール。
ダッグアウトから
■1レース
●逃げ切った飯野祐太が1着
「位置を取ることも考えたけど、思いきり行った方がいいんじゃないかと思って、行きました。まさか逃げ切れると思ってなかったので、びっくりです!」
●飯野マークで2着の紺野哲也
「恵まれました、思いっきり! 角度規制で、自転車を新しくしたら、気持ちも新しくなった感じがしますね」
●4着でギリギリ勝ち上がった郡司浩平
「申し訳ないです……。しっかり修正していきたいと思います」
■2レース
●3番手に入り、直線追い込んで1着の渡部哲男
「落ち着いて走れたのがよかったですね。あれを慌てると、菅田(壱道)の後ろにいっちゃったりして5番手とかなるので、今日は良かったと思います」
●逃げ粘って根田空史が2着
「前のレースを見ていて、今日は逃げた方がいいなと思いました。調子もいいし、最近は落ち着いて走れていますね。でも、GIだと落ち着いていけるかどうかなと思っていたんですけど、いい緊張感で走れました。スポーツはメンタルが8割ですからね」
■3レース
●先行した岩本俊介の番手から追い込んで1着の中村浩士
「気っ風のいい先行をしてくれた岩本のおかげです。もうちょっと何とか出来なかったと悩むところですね。その前のレースで根田もいいレースをしてくれたし、南関東にいい流れがきていますね。千葉競輪の存続問題もあるし、僕らは1レース、1レース頑張っていくしかないですかね」
●2着には中村淳
「最後はきつかったですね。でも、よかったです」
■4レース
●3着に合志正臣
「このクラスの方が貴久に合っているのかもしれないですね。8番(永澤剛)を止めようかとも思ったんですけど、そすすると伊藤(保文)さんが内に来そうな気がしたので、やめましたね」
●4着で勝ちあがった近藤隆司
「吉田さんにフタされて、すかさず下げればよかったかもしれないですけど、でも、そうしたら吉田さんも思い切り突っ張ったかもしれないし、今日は難しかったですね」
■5レース
●逃げ切り1着の佐川翔吾
「レース前はかなり緊張していました。走った感じはよかったですね。なんか、ちょっと全体的に底上げが出来ているような感じがします」
●3着に入った石井秀治
「ワンテンポ遅くなって、一番きついところで行ったので、苦しかったですね」
■6レース
●川村晃司の番手の村上博幸が追い込んで1着
「今日は自分も余裕がありました。調子も感覚もよかったです。10月に復帰して、強い人たちと走った方が戻っているのがわかりますね」
●2着に入った飯嶋則之
「想定していたより前にいれましたね」
■7レース
●先行した小松崎大地を交わして1着の佐藤友和
「発走機についた時に、お客さんから『山田は粘るぞ、気をつけろー』って言われて、『あぁ、そうなんだ』感じで、お客さんから教えてもらいました(笑)。前がかかっていたので、楽でしたね」
●小松崎の番手に粘った山田久徳(3着)
「引くに引けへんかったので。しんどかったですね(苦笑)」
■8レース
●番手にはまり、そこから捲って1着の吉澤純平
「踏み遅れてしまったけど、自分を信じて踏んでいったら、番手にはまれました。後ろには迷惑をかけてしまったんですけど、GIで1着を取れたのは嬉しいですね!」
■9レース
●捲り追い込んで1着の吉本卓仁
「ファンの人たちには申し訳ないようなレースでしたけど。地元なんで、なんとか行けてよかったです。緊張はしました。盛り上がっているし、頑張りたいですね!」
●2着に入った牛山貴広
「城(幸弘)が頑張ってくれました。走る前に、そこまで調子はよくないみたいなことを言っていたので、あれだったんですけど、あれだけかかっていたらもっと残したかったですね。そこが残念です」
●吉本マークで3着の井上昌己
「吉本が行った時は、前は遠いなぁーって思ったけど、よく行けました(笑)」
■10レース
●追い込んで1着の村上義弘
「稲垣がいい位置を取って、展開を作ってくれました。(最後は)先行の時は自分も迷いながら行くけど、捲りの時は迷いなく行けるので、その分スピードが出たのかもしれないですね」
●捲って2着の稲垣裕之
「叩こうか中団か、冷静にレースを見ていきました。いい緊張感で走れていますね。ゴール前に村上さんにすごいスピードで来られましたね。明日からも頑張ります」
●京都勢を追走し、3着に入った諸橋愛
「3番手だと前が見えないので、どこで踏むかなとかわからなくて、余計に踏んじゃって力を使いましたね。あの展開なら稲垣がいいところを行くだろうと思って、そこにいきました」
●先行した早坂秀悟
「稲垣さんが3番手にいるのがわかったので、全く流せなくて、きつかったです」
■11レース
●先行した渡邉を追い込んで1着の山崎芳仁
「一成がどうするのかなと思っていたら、車輪をかけていたので、これは突っ張るんだなと思って、信頼してついていきました」
●突っ張り先行の渡邉一成が2着
「流れでどう動こうか、臨機応変に構えていました。感覚的にはいいですね。明日は、今日と違う感覚を試したいですね」
●原田研太朗が3着に
「自分でレースを動かしていきたかったけど、突っ張られてしまいました。でも、流れの中で対処出来たと思います。(繰り上がって3着は)準決勝にいけるので大きいですね。今日はちょっとふわふわしたけど、日に日によくなっていくと思います」
■12レース
●1着の浅井康太
「雄作がいいレースをしてくれました。でも、雄作の後ろで抜けてないレースのイメージがあったので、ちょっと早く抜きにいったかなと反省ですね」
●中部勢を追走し、2着に入った岩津裕介
「ついていっただけで、恵まれました。思ったより、最後も余裕がありましたね」
●先行した竹内雄作が3着
「自分のペースで駆けれたけど、末脚にちょっと物足りない感じがありました。明日はしっかり残れるように頑張りたいです」