ベタオリ何切るです。どうしますか?
筋ではなく1枚通れば
2枚通るを選んだのは良いと思います。
放銃パターンを比較せよ
ただここはではなく、打のほうが良さそうです。
打で両面固定した可能性はありますが
カンチャン待ちが考えにくく、シャンポン待ちはありません。
対してはシャンポンにも両面にも当たり得る牌。
迷ったら放銃パターンの差で選ぶようにしてみましょう。
4枚見えです。はカンチャン待ちで当たるかもしれませんが、はカンチャン待ちにもシャンポン待ちにも当たり得る牌です。
打でテンパイを取った方が良さそうです。
カウンティングを練習しよう!
4枚見えを見落としていたかもしれませんね。
そしてここからが大事な話です。
このテンパイ、全ツした方がいいと思いますか?
ソーズの無筋は全滅
ピンズの無筋は残り
マンズの無筋は残り
次のツモ番が来る前に
これくらいの情報は事前に認識しておきましょう。
無筋が少なければ少ないほど
シャンポン率、カンチャンペンチャン率は上がります。
加えて中張牌ど真ん中から切り出したあのリーチ。
少なくともとは止めそうですよね。
上家の仕掛けはカンチャン固定のチーでした。
トップ目なのに?? よっぽどのことですよねー。
それでも勝負手なのでリーチしました。
いいと思います。しかしその前に考えましょう。
ドラのは単騎にしか当たりません。
ポン
例えばこんな牌姿から、僅差のトップ目が
を切るでしょうか? 切らないと思いますね。
ポン
上家が副露率の高いプレイヤーならば
バラバラすぎるからを先に切った可能性もあります。
ならばここでドラ切りのリーチはどうでしょうか?
上家はトップ目、「打ち即ラス」の
プレッシャーを与えれば、おろせる可能性も高いはずです。
勝負する価値はあると思いますよ~。
ラス目で迎えた南3局、親番はありません。
ドラ無し赤無し、ここで何とかしたいはずなんですよ。
条件戦だからこそ構想力は必須
ツモ
一旦打として、このツモから789を狙ったり――
ツモ
このツモから456を狙ったり―― とかですね。
打点があるのなら三色狙いは不要ですが
打点が欲しい局面でドラ無し赤無しの素材であれば
手役は無理やりにでも狙うようにしてみて下さい。
たぶん静止画でこの問題を出されたら正解できるでしょう。
しかし実戦でを切ってしまうのは
最初から打点を狙う意識が薄いからだと思います。
まだ東場だったり、アドバンテージがあるなら問題ないですが、ビハインドの南3局では、対象者と点差を詰めることを強く意識しましょう。
ドラを引いて現物を切ったシーンです。
ここは勝負どころです。真っすぐ勝負したいですねー。
鳳凰卓牌譜添削
休止していた鳳凰卓の牌譜添削を再開します。
雀魂で「魂天を狙いたい!」 という人でもOKです。
※参照記事 牌譜添削のすすめ ←是非読んでね!
鳳凰卓の打数と安定段位を
天鳳ID検索 にて調べて教えて下さい。
直近の牌譜URLを5つ、そのほか
麻雀で悩んでいることがあれば、具体的に教えて下さい。
従来の 特南の歩き方・牌譜添削version
も同時に募集しています。特南の歩き方では――
・天鳳特上卓で苦戦している人
・鳳凰卓到達を目標にしている人
・雀魂玉の間で苦戦している人
・雀魂玉の間で安定して勝ちたい人
を対象とした記事を書いています。
牌理力・構想力・押し引き判断・点数状況判断
この4つが一定以上のレベルであれば
鳳凰卓到達は十分可能です。
特南の歩き方 牌譜添削version ←メールフォーム
こちらのメールフォームに、直近の牌譜URLを3つ送ってください。
もちろん雀魂の牌譜でもOKです。
以前牌譜を送って下さった方の再添削も歓迎します。
その際は前回添削した記事のURLを教えて下さると助かります。
コメント
コメントを書くオリがほんとうに苦手で、的外れな質問でしたら本当に申し訳ありません。
画像2枚目の説明で、ニ万打ちは「カンチャンが考えにくい」とありますが、一万が四枚見えなので、カンチャンは完全に否定されていませんでしょうか?
また画像3枚目、25sはどのような根拠で否定されてますでしょうか?
いつもありがとうございます
1m4枚見えは見落としました(泣 4mを先に切っているのにカン2m待ちのケースは――
・134から4を切ってカンチャン受けを固定したケース
・14から4を切って1のくっつきに受けに3mを引いたケース
等がありますが、いづれもケースも考えにくいので切り順的にカンチャン2m待ちには当たりにくいということ。2sと4sの比較なら、複数の形に当たる可能性のある2sのほうがより危険であるということ。
この局面だけに限定した話ではなく、放銃パターンの少ない牌を選ぶという考え方の話でした。
返信ありがとうございました!
ベタオリがほんとうに苦手なのでこういう記事はほんとうに勉強になります。
これからもよろしくお願いします。