以前木原さんの記事で他人の打ち方を自分にインプットして実践していくと書いてあったと思うのですが、今まで人の打ち方を参考にしながら打つということをした方がなかったので正解がわからない、終着点があっているのか不安です。 もっと気楽に打つべきなのでしょうか?
今日の牌譜添削はBさんです。
強い人の打ち方を真似るのは良い練習方法です。
僕が昔、東風戦の麻雀荘で働いていた時の事ですが――
麻雀の手っ取り早い上達方法は人真似、つまりコピーだ。それからは立ち番時には遠藤の後ろに必ず張り付くことにした。環境も味方した。当時は新規オープンということで、お客さんも少なくとても暇な店だった。麻雀を打つ以外は特にやることもない。
手組や押し引き、副露判断に至るまで、遠藤ならどう打つか―― そればかりを考えながら打った。遠藤のコピーを意識し始めた最初の月は過去最高に負けた。翌月も全然ダメだったし、そのまた翌月も結果が出ることはなかった。僕は本当に麻雀のセンスが無かったのだろう。ただ人よりも秀でたところがあるとしたら、たったひとつだけ心当たりがある。
飽きずにコツコツとやり続けることができること
毎月500~600ゲーム、それだけの実戦練習時間と、立ち番中の研究時間があって、遠藤に初めてスコアを勝ち越すまでに半年以上もの時間がかかってしまった。
※木原note 麻雀の師匠 より抜粋
インプットよりもアウトプットが大事
強者が何を考えて打っているのか?
自分なりに解釈し、独自の見解を発展させること。その上でアウトプット、実戦で試してみることが練習です。
僕が遠藤の麻雀を真似し始めて軌道に乗るまで約3~4か月、東風戦で約2000ゲームの時間を要したと思います。試行錯誤の連続でしたね。