yutaさん のコメント
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本日はマーチャオ船橋店です。お時間のある方は是非お願いします! 決定戦12回戦、 ここまでのポイントは―― 木原+ 125.1 鍛冶田+ 114.8 阿賀▲ 25.0 たろう▲ 215.9 北家トップ目での選択。 当面のライバル東家鍛冶田がラス目、このチャンス手は絶対に落とせない。 こういった局面でより良い抽選を受けるために 1日あたり平均3~4時間、欠かすことなく牌譜とにらめっこしてきたつもりだ。 上家の捨て牌はマンズが高くなりそうで 下家の捨て牌はソーズが高くなりそう。対面の4巡目は だった。 おそらくこの 景色 なら最終的にピンズ受けになるのが1番良い。 を残すのは確定として、 と と の3択、 上家の河に とマンズが高くなりそうなことを考慮すると―― 打 。その後 が暗刻になり磐石。 を残しは確定しているので、ここは打 で迷うところはない。次巡 引いて直後に を打たれる演出にも全く動じることはない。 動じていなかったのだが、その次に打たれた をスルーした。この 日1番のミスチョイス。ここまで来るとポイント差的に自分は徹底的にマークされる。 あまり目立ちたく無かった―― という臆病さと このままでも十分やろ―― という慢心が生んだ緩手だった。 外れのテンパイに当選した。 配信対局における理牌の件 という記事で、極力理牌をするよう宣言したけれど、これくらいのランダム理牌は許して欲しい。 実は牌の上下も揃えるよう気をつかっていたつもりだったけど―― ああ、 が揃ってねぇや・・・ これは盲点だった。今後気を付けようと思う。 理牌の件でもう一つ。 国士無双は理牌しないと視聴者に見づらいのは重々承知の上なのだが。しかし――
国士無双はできれば理牌したくないんだけど ダメかな?だって手牌の端から中張牌を打つ出すのは嫌じゃないですかー まあこの局面は全方位にバレバレだったから構わないけど・・・ 東家鍛冶田のリーチによって、ゴミのような価値に成り下がったこのテンパイ。 引いてきたは の筋 。これは―― 赤無し麻雀は赤有り麻雀に比べてドラをかなり引っ張る 自分も引っ張るが、他家も当然引っ張る。つまらないペンチャンやカンチャンなら、そこを払って孤立の を残すことだって赤無し麻雀においては十分有り得る。 リーチに至るまで 鍛冶田は 2回ターツ落としをしている(ように見える) いずれもカンチャン。 ターツの価値は > = であることは明白。 孤立残しの可能性だって十分にある。 これがノンターツ落としや、両面ターツ落としなら はそこまで警戒しない。 もう少し手応えのある待ちなら押す価値はあろうものだが 鍛冶田の捨て牌相で、 程度の放銃リスクだと見合わない勝負だと思う。 残りツモ番がないところでテンパイ復活。テンパイ打牌は1枚切れのドラ が通ったので、当たるとしたらシャンポンか単騎待ち。 リスクはある。放銃したら2着転落はほぼ確実の上、当面のライバルを浮上させる手助けをする最悪の結果となる。ただし リターンもある。鍛冶田、たろうのテンパイは確実。 2フーローしている阿賀のテンパイは微妙だったが、鍛冶田の河と阿賀のツモ番 後2回もチャンスがあるなら、何とかテンパイに取れたとしてもおかしくない。 決定戦を勝つ気なら―― ここは押しの一手だと思う。 次局は供託2000点の3本場。 ノーテンに甘んじて ・3人テンパイだと阿賀との点差は 7100点差 (A) ・2人テンパイだと 阿賀との点差は 1 1100点差 (B) ・逆に阿賀が1人ノーテンだと 15100点差 (C) トータルポイント的に (A) (B)の点差なら 確実に捲りに来る阿賀、無理やりにでも狙ってくるであろうたろう。着順の落ちのリスクがない鍛冶田の3人相手―― 通常のリーグ戦、天鳳、フリーなら (A) (B)の点差でも 横移動決着のトップキープができたとしても別段不思議ではない。 決定戦でこのトータルポイントだったなら―― (A) (B)の点差で横移動決着の トップキープはほぼありえない。 特に (A)の点数状況だと、阿賀に対してかなり緩く打たれる可能性がある。 もちろん鍛冶田、たろうも目一杯自分の利を追求するのだが、リスクに関しては―― 木原がトップじゃなければいいや―― といったような感じで、差し込みまではいかなくても 阿賀のリーチまたは仕掛けに対して、これでもかといわんばかりに―― そんな決定戦を数多く見てきた。そして経験してきた。 優勝しか価値がないステージだからこそ、こうした未来予想図も想定の範囲内。 僕の知っている決定戦強者も、 程度の放銃リスクなら積極的に負うと思う。正しいかどうかはわからないけれども、これも自分が描いた決定戦勝利へのシナリオの一つです。
このブログマガジンは、オンラインネット麻雀「天鳳」の最高峰である「天鳳位」を、現役のAリーガープロ雀士である私こと木原浩一が、本気で目指し日々奮闘する様を描いた自戦記、「天鳳」の実戦譜を使った戦術論、麻雀に関するコラム&エッセイ等を、思いつくままに徒然と更新していくものです。
1s3s1p9pのように。
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