オーバー・ザ・レインボウさん のコメント
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実況「リンゴが木から落ちる様に2連ラスを引いて、再びやってまいりましたー!」 木原「・・・・」 実況「解説は前回に引き続きまして、現雀王の木原プロです!」 木原「 はいはーい」 実況「 ではその2連ラスのハイライトシーンを振り返ってみましょう」 実況「これはチートイツテンパイですね。東場フルスイング打法としては――」 木原「ドラ2なら 1p 単騎に受けるでしょうよ。ドラ無しなら 7p 単騎リーチも有りだね。ドラ付近の 7p と比較すると、 1p の出現率は体感1.5倍以上違いそうだしね」 実況「出現率というと―― ダマテンですか?」 木原「タイトル戦の決勝じゃあるまいし、ダマテンがいいよ思うよ。特に天鳳だしー」 実況「 4p を引いてリーチにしました。しびれを切らしたのでしょうか?」 木原「そういうわけではなさそうだけど、これは疑問手かなー?と思ってるんだよね」 実況「どのあたりがでしょうか?」 木原「うん。まず ドラ を先に切っている。 【
このブログマガジンは、オンラインネット麻雀「天鳳」の最高峰である「天鳳位」を、現役のAリーガープロ雀士である私こと木原浩一が、本気で目指し日々奮闘する様を描いた自戦記、「天鳳」の実戦譜を使った戦術論、麻雀に関するコラム&エッセイ等を、思いつくままに徒然と更新していくものです。
ところで図の4p単騎リーチですが、正直この選択は木原さんが仰るとおり微妙な選択に思えます。
確かに読める相手なら4p待ちは薄いと読むのでしょうが、4pというのは7pや1pに振り返られる牌であり、且つ1p7pが共に通っている捨て牌に対しては4pは一層のこと出にくい牌になるでしょう。
その上、現状終盤にさしかかるところであり、他家はリーチに際してベタ降り/ゼンツの二択になりやすいです。
つまり『現物ではないが、危険度の低い4pをとりあえず押してみる』という選択になりづらいかと思います。その上、木原さん自身が言っていた理屈もあるでしょう。
また上家は当然4p程度は、必要に迫られれば切ってくるでしょうが、1pまたは7pに振り返られるならそうするでしょうから、また出アガリしづらい。
総じてこの場面での4p単騎リーチは、打点十分の場面からイタズラに和了率を落とす選択なのではないかと思いました。
それぐらいなら初手で1p単騎リーチを敢行していた方が十分な牽制効果を発揮できる分、期待値は高いと感じます。
長々と失礼しました。
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