まさに、日本のロボットアニメの歴史を追体験できる展覧会になりそう。
メカニックデザイナーの大河原邦男さんによるメカデザインや原画が400点以上も展示される展覧会「超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン-」が、3月23日から兵庫県立美術館で開催されます。
兵庫県立美術館公式サイトに掲載された解説を、以下でご覧ください。
【大きな画像や動画はこちら】
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大河原邦男(おおかわら・くにお 1947- )は主にアニメーション作品に登場するロボットなどをデザインするメカニカルデザインという仕事を日本において確立した、生きた伝説とも呼ぶべき存在です。
「科学忍者隊ガッチャマン」(1972)、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」(1977)、「機動戦士ガンダム」(1979)などのアニメ作品は今もたくさんの人々に親しまれていますが、その人気を大きく支えているのが大河原氏によるメカデザインです。
硬質でリアリティにあふれるものからユーモアにみちたものまで、多様な魅力をたたえる大河原デザイン。それは20世紀の視覚文化における最も重要なもののひとつであり、国境も世代も越えた影響力を保ちつづけています。
この展覧会では7つの章により、大河原デザインの秘密に迫ります。出品作品の中核をなすのが大河原氏直筆の設定資料。これまで門外不出とされてきたもので、そのほとんどが本邦初公開です。総出品作品数は400点以上。かつてない規模の、まさに「超」大河原邦男展です。
待望の展覧会がいよいよ神戸で始まります。ご期待ください。
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総出品作品数400点以上、しかもそのほとんどが本邦初公開というのは、驚きですね。
これまでにもガンダムやザクなど、モビルスーツの原案デザインが公開されたことはありましたが、ここまでの資料が一堂に会するのは初めてではないでしょうか。7つの章におよぶ展覧会の構成についてはこちらに詳しく解説されていますので、ぜひご覧ください。
展覧会では関連イベントとして大河原邦男さんらによる記念対談1「あこがれの巨大ロボット(3月23日)」と記念対談2「ドラマの中の大河原メカ(5月5日)」、そして「大河原邦男サイン会(5月5日)」などの開催が予定されているほか、展覧会限定のガンプラ「MG 1/100 ガンダム Ver.2.0 リアルタイプカラー 超・大河原邦男展Ver.」(価格4515円)も販売されます。
「超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン-」は3月23日(土)から5月19日(日)まで、兵庫県立美術館にて開催。閲覧料は、一般の当日料金が1300円、前売料金は1100円。前売券は3月22日まで、チケットぴあやローソンチケットにて販売されます。詳細は、下記リンクの公式サイトでご確認ください。
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超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン-[兵庫県立美術館]
(ロココ試作型)
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