なんでも任天堂は今年のE3では大きなプレスカンファレンスは開かない予定のようです。残念! 今年はミームも楽しい思い出もなしですか!
任天堂は過去のE3のカンファレンスで、ゲーム関連のミームの中でも最高のものを提供してくれました。今年はカンファレンスが無いのが残念ですが、これまでのカンファレンスによって生み出された、時に素晴らしく、ときに赤面な、素敵なミームの数々を見てみましょう。
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「理解に悩むような日本語での質問」
2001年のE3プレスカンファレンスで最初に宮本さんが受けた質問がこれです。「今まで聞いた日本語の中で最悪のものだ」なんて言われちゃってます。
リアクション写真
「外人4コマ」として知られるミームで、静止画像により構成されています。IGNのレポーターたちが写っているこのミームの写真は、つまんなそうにしている彼らと、エキサイトしている彼らの写真によって、「最初はXな感じだったけど、次の瞬間Yだった」なんていう際に使われるミームです。
現在は超有名になったこの写真が撮影されたのは、2003年と2004年の任天堂プレスカンファレンスで、元々はIGNの掲示板にアップロードされたもの。それが日本でバイラル的な広がりを見せたのです。
「ブチのめし、名前を取って、ゲームを作る」
「My name is Reggie, I'm about to kicking ass, I'm about taking names, and we are about making games」、任天堂アメリカのレジー社長が、2004年E3でニンテンドーDSと後にニンテンドーWiiとなるコードネーム「レヴォリューション」を発表した際の言葉です。
「私の名前はレジー、私はこれからみなさんを驚かすところ、そして我々はゲームを作るところです」といった意味になります。「Kicking ass, taking names」は、(海軍憲兵や警察などが問題解決のため)誰かをブチのめして、誰をぶちのめしたか記録しておくために名前/IDを書き写す、といった意味です。
リンク・宮本
いま見ても鳥肌モノのこの動画、任天堂のE3カンファレンスの名場面の中でも、名場面中の名場面です。
宮本・ザ・指揮者
2006年の任天堂のプレスカンファレンスでの、まるで観客を指揮するかのような宮本さんのパフォーマンスです。
「オレの体は準備できてるぜ」
2008年のE3で、レジー社長が放った「My body is ready」という言葉はインターネット上から忘れ去られることは無いでしょう。
エアドラム演奏
うーん、なんとも言えない憂いというか、虚しさのようなものまで感じるドラム演奏でした。
不特定アクションフィギュア
おじいさんゲーマーの助言でゲームをクリアする男性を描いたスキット。後にこの「Non-speific action figure」は2012年のE3カンファレンスにもゲスト出演しています。
レジー社長がゾンビ化
昨年のE3ではレジー社長がゾンビになっちゃいました。「アー、僕はフランス料理が好きだー」などとゾンビらしからぬゾンビです。
宮本さんがピクミンを観客に投げるフリをするシーンや、ニンテンドー64の発表などなど、任天堂のE3関連のミームはここでは紹介しきれないほどたくさん存在します。大勢の観客とそのエナジー、そして任天堂がともになり生み出してきたわけです。
任天堂のカンファレンスは、夢のように素晴らしいものもありましたが、時にはそうでもないもありました。でもひとつだけ確かなのは、任天堂はE3でのカンファレンスに持てる全てを出し切っていたということ。そんな任天堂が今年のE3でプレスカンファレンスを開かない事は、やっぱりちょっとさみしいですね。
[via Kotaku]
(abcxyz)
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