アイアンマン


ついに、ついに公開された『アイアンマン3』! かれこれ1年くらい、新情報が出る度に男の子心をくすぐり続けて来てくれた今作......本当に待ち遠しかった!

ヴィランの「マンダリン」とは一体何者なのか? アイアンマン軍団はどんな活躍を魅せてくれるのか? そして、本当に「アイアンマン」の最後の戦いとなるのか......?

早速、真相を試写会で確かめて参りました! 今回はその感想をお送りします。なるべく重大なネタバレはガマンしていますが、ちょっとお漏らししちゃってるかもしれませんので、閲覧にはご注意ください。
 


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まずは、今作のあらすじを重大なネタバレが無いレベルでご紹介。

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『アベンジャーズ』の事件から1年後、トニー・スタークは「自身やその周りの人々に危機が迫っているのではないか」不安にかられ、事件の事を思い出すだけでパニックを引き起こすほど、大きな心の傷を負ってしまっていた。

その不安を和らげるため、遠隔操作でいつどこにいても装着可能になる新型アーマー『Mk-42』を開発するものの、心が休まることは無い......。そしてそれに追い打ちをかけるように、ペッパー・ポッツにハンサムな研究者、アルドリッチ・キリアンが新技術「エクストリミス」を携え急接近する。最愛の彼女との関係もギクシャクしがちになってくるのだった。

そんなある日、アメリカで爆破テロが発生。そして謎の男「マンダリン」率いるテロ集団「テン・リングス」が電波ジャックを行い、犯行声明を放送する。政府は公認ヒーロー「アイアン・パトリオット」の出動を決定した。

その一方で、マスコミはトニー・スタークにも対応を迫る。そして、大勢の記者に囲まれる中、彼は独自に調査を開始すると発表。すると、「テン・リングス」は彼の豪邸を武装ヘリで奇襲するのだった...!

トニー・スタークは『Mk-42』で応戦するものの、豪邸は粉々になり、旧型アーマーをすべて破壊され、さらには『Mk-42』も損傷し、海中へ沈没してしまう。そして、トニー・スタークは死亡したと報道されるのだった......。

ところが、(もちろん)トニー・スタークは死亡しておらず、世間から身を隠して「テン・リングス」の正体を探りつつ、壊れた『Mk-42』を少年の協力を受けて修理。パニック障害に苦しみながらも、反撃の準備を整えていく。そして、心もアーマーもボロボロのアイアンマンに壮絶バトルが待ち受けるのだった...!

続きは劇場で!


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マンダリンアメリカンなカラーリングがかっこいい


いやぁ、素晴らしい作品でした。予告編などの雰囲気から、暗い作品になるのかなと予想していたのですが、心を病んでいてもトニー・スタークのユーモアのセンスは健在。コミカルなシーンが思っていた以上に用意されていました。かといってコメディ作品にはならず、ストーリー展開や人物描写など、映画としての完成度が高くなっています


アイアンマンサングラスかっこいい


まずはなんといっても、アカデミー俳優のベン・キングスレー演じる「マンダリン」には度肝を抜かれるはず。公開前は、原作で描かれたファンタジックなパワーで戦うヴィランを映画版『アイアンマン』の世界にどのように登場させるのか......正直、説明を含めたら2時間で足りるのか? と原作ファンとして、マンダリンに期待する反面、心配もしていました。

しかしながら、今作では観客を置いてきぼりにせず映画版の世界観に馴染む形でマンダリンを登場させています。(賛否がわかれるとは思いますが)単純に「すげー」と感心してしまいました。いい意味で期待を裏切られたって感じかな。


アイアンマンヘッドセットかっこいい


そして肝心のアクション。今回はスーツを着ない、もしくはアーマー半脱ぎ(セクシー)の状態で戦うシーンがかなり増えているので、社長ファン(ロバート・ダウニー・Jrファン)はグッとくるに違いないシーンが盛り沢山。なんというか...こう......めっちゃダウニーの香り


アイアンマンアイアンマン軍団かっこいい


そんでもって後半には予告編にもあった通り、アイアンマン軍団が登場し、一気に鋼鉄アクション祭りに突入。男の子心最高潮! 今作は、いままでのメカvsメカではなく、アイアンマン軍団vsバイオニック・マッチョ軍団という熱い異種格闘技戦が展開されます。

『Mk-42』で実用化された遠隔操作で装着可能になるという新技術を駆使して、アーマーを脱ぎ着しながらの戦闘シーンが熱い。特に、マンガ『覚悟のススメ』の瞬脱装甲弾を彷彿とさせる、アーマーを脱いで敵にぶつける攻撃が最高でしたね。

また、今作は「今後のマーベル映画作品に繋がってるかも...?」と思わせる伏線めいたシーンが散りばめられていました。サインをねだってきた子供や、テレビ局の男は今作だけの登場とは思えない......。果たしてどうなるか!(「女下ネタ芸人」ショーン・リバースも出ていましたが......続編には出ないかな?)

本当に素晴らしい映画だったのですが、最後に一つだけ苦言を......。終盤、我々男の子がこよなく愛するアレをアレにしちゃうシーン(ネタバレ回避)が、個人的にはかなりショッキングでした。女性ファン的にはグッと来るシーンなのかもしれませんが、「トニー・スタークは女を取ったか! 許すまじ!」と思うピュアな男の子達が多いはず。MOTTAINAI!

終盤はそんなシーンもありましたが、とにかく最高。まだまだ見逃している伏線や小ネタがあるはずなので、繰り返し見たくなってくる作品です。今度は日本語版で見てみようかなー。そんな、『アイアンマン3』は2D/3Dで公開中!!

そして、これから『マイティ・ソー:ザ・ダーク・ワールド』、『キャプテン・アメリカ:ウインター・ソルジャー』、『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』、そして『アベンジャーズ2』へと繋がっていくマーベルのアメコミ映画......すっごく楽しみですねっ!

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『アイアンマン3』公式サイト

(傭兵ペンギン)

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