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女目線で語ってみる。本気で恋してしまいそうなSF・アクション映画の男たち
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女目線で語ってみる。本気で恋してしまいそうなSF・アクション映画の男たち

2013-09-28 22:30
    アイアンマン


    強い、カッコイイだけじゃないのがポイント。

    映画に出てくるヒーローは女の子の目から見てもかっこいい。でもその「かっこいい」の意味が、男の子とはちょっと違うのです(恐らく)。今回は歴代SF、アクション映画のヒーローたちから5人をピックアップして、「こんな人と恋したい!」と思わせる彼らの魅力を恋愛目線で分析してみたいと思います。

    以下、重要シーンも含めネタバレがありますので、十分ご注意ください! 見出しには作品タイトルが併記してあります。
     


    【大きな画像や動画はこちら】

     
    1. 「好き」だけがすべての男:映画『ウォーリー』


    700年もの間、ずっと1人ぼっちで寂しく暮らしていたWALL・Eは、初めて出会った女の子ロボットのEVEに恋をします。ドキドキしたり、オロオロしたりしながら、自分の「好き」な気持ちにただただ正直なWALL・E。ひたすら純粋な彼に、強気なEVEも心を開いていきます。

    WALL・Eが見返りを求めずに100%の愛情だけを見せられるのは、やっぱりロボットだから? 人間は男も女も、相手に受け入れられない不安やわかってもらえない悲しさ、そのほか沢山の気持ちが邪魔をして、なかなか素直になれません。

    でも男女に関係なく、行動に「好き!」が全部出てしまう人って、やっぱり素直でかわいいですよね。みんながWALL・Eみたいになれたら、恋愛はもっとすんなりいくのかも。


    2. 強くありたいと誰よりも願う男:映画『スーパーマン』


    何度もリメイクされる名作ですが、SFなんて縁のなかった女性たちをも夢中にさせたのが、1978年の元祖『スーパーマン』。普段はドジで頼りないクラーク・ケントが、いざというときは正義感あふれる最強の男に変身します。

    スーパーマンはただ強いからかっこいいのではありません。苦悩や葛藤を心に秘めながら、「強くあろうとする」からかっこいい。空を飛んだり、弾丸を弾いたりできなくても、その気持ちを持ち続けられる人はきっとヒーローになれるのです。

    スーパーマンが愛するロイス・レインを失ったときに「うぉーッ」と地球を逆回転させてしまうのは、彼が自分のエゴを抑えきれずに見せた唯一の弱さでした。でも、それはたった1人の女性を取り戻すために見せた弱さだから、よけいに愛おしくなってしまうのです。


    3. 「人を愛する心」で何倍にも成長した男:映画『里見八犬伝』


    親兵衛は孤独な人でした。辛い生い立ちと何をやってもうまくいかない人生に虚しさを感じ、人を信じられずに投げやりに生きていました。

    そんな彼を変えたのが、静姫。彼の心の奥にある純粋さを疑わず、周りの疑いの目もはねのけて、彼を信じ続けました。静姫の愛を受け取り、「人を愛する心」を手に入れた親兵衛は、それまでにない強さと潔さを持つ男に大きく成長します

    自分の愛した男性が人として成長してくれることほど、女性にとってうれしいことはありません。愛で人が強くなるなんてクサい! と思うかもしれませんが、それを信じられる男性には、女性もたくさん愛情を注いであげたくなるのです。


    4. 愛のために諦められる男:映画『バタフライ・エフェクト』


    本作の主人公エヴァンは決してヒーローではありません。幼い頃から度々起こる記憶喪失に翻弄され続け、過去に戻って人生をやり直すチャンスを手に入れても、迷った挙句に失敗と後悔ばかり。

    ただ、愛する幼なじみのケイリーを救いたいと願う気持ちだけは変わりませんでした。最後は一見エヴァンの強い心を表しているように見えますが、もう彼にはその選択肢しか残っていなかったから、運命として受け入れるしかなかったのでしょう。

    自分の幸せと相手の幸せが必ず同じ場所にあるとは限りません。悲しいけどそれを受け入れるのも、愛なんでしょうね。


    5. 好き勝手やっても肝心な時にキメる男:映画『アイアンマン』


    お金も地位も、天才的な頭脳もある。おまけにスーパーヒーローとくれば、モテないはずがありません。でも、アイアンマンことトニー・スタークのことをペッパー・ポッツが好きなのは、たぶんそんな理由ではないのです。

    だって彼、子どもみたいにほっとけないんです。楽しいことは何でもやる、目立つのも大好き、いいアイディアが浮かんだら何日でも実験室にこもり、戦うと決めたら迷わず飛び出して行ってしまう。

    その無邪気さにペッパーはいつも振り回され、ハラハラさせられるけど、本当はトニーが抱える不安と寂しさにも気づいています。だから、ほっとけない。

    こんな人が恋人だったら相当苦労しそうな気がしますが、本当に必要なときにマッハ8で飛んで来てくれたら、何があっても許しちゃうんだろうなぁ。


    今回は映画に登場する男たちを語ってみましたが、そういった男性のそばには必ずと言っていいほどイイ女がいます。理想のヒーローに振り向いてもらうには、女の子たち自身もイイ女にならなきゃ、ただのワガママですもんね。

    では映画に登場するイイ女とはどんな女性たちなのか? その話はまた別の機会に......。


    Wall-e Official TrailerSuperman (1978) New Trailer HQ里見八犬伝The Butterfly Effect (2004) Trailer『アイアンマン3』日本版予告編[Youtube]

    (さんみやゆうな)

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