パッケージ デザイン レトロ アート今回の美術のお時間は、レトロに懐古趣味的なボックス・アートです。

テレビゲームの内容を表すために描かれた、古臭くてイモ臭い70年代~80年代のパッケージ・デザイン。オッサン世代はコレで一緒に育ってきたので、ちょっと想うトコロがあるワケですが...。

なかには抽象的すぎたり、斬新すぎたり、ヘタウマすぎたり、良い意味でチャレンジ精神旺盛だった時代です。ですがもし、あの時代のテイストを、今のゲーム・パッケージに描いてみたらどうなりますでしょうねぇ。

ということで今回のギャラリーでは、観た瞬間に思わずあるある! と微笑まずにはいられないボックス・アートが大集合です。以下へどうぞ!
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(※クリックで80年代のダサカッコ良さを拡大)

『FIFA 12』から『メガマン』臭が漂っています...w 最近のアートワークはほとんどがCG処理されており、小奇麗で見栄えもよく、ステキに巧くまとまっています。しかしアナログでやっていた30年前は、全てが手作業で、水彩絵の具やエアブラシで描かれていたり、デザイン性の感じられない写真コラージュや、ミニチュアの写真などが使われていました。

ウェブサイトのGames Raderでは、昔のスタイルを現代ゲームに当てはめ、その「もしも」を器用に再現してくれたアートが多数紹介されています。 他にも、ほのぼのイラストの『グランド・セフト・オート V』や、リアルなファンタジー系アートの『モンハン 3』、なぜか「コナン・ザ・グレート」風味の『ソウルキャリバー V』など、全部で18種類のパッケージ・アートがご覧いただけるようになっています。

もうホント、全てがイイ感じにダサカッコイイので、ぜひとも下記リンクからチェックしてみてください。


What video game box art would look like if it hadn't changed in 30 years [Games Radar via Kotaku]

(岡本玄介)