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本日の美術のお時間は、超絶に本格的な彫金アーマー(動物用)です! ネズミとその天敵であるネコ。もしもお互いが、自らの戦いのために鍛冶技術を駆使して造ったアーマーを着込んで剣術バトルでも始めたとしたら...一体どうなってしまうのでしょうか!?
そんな妄想を、芸術の力で具現化しているのがアーティスト、ジェフ・デ・ボアーさん。中世の騎士風や古代ローマ風、もしくはルネッサンス風や戦国時代のサムライ風などの、ゴージャスな鎧甲冑を造り出す職人さんです。 以下のギャラリーで、その作品群に胸をトキメカせてみましょう。
【ギャラリーはこちら】
プロのブリキ職人を父に持つジェフさんは、カナダのカルガリー生まれ。常に金属が生み出すアートの世界に囲まれていたカレは、5歳の時にアーティストになろうと決意したそうです。
彼はずっとペインティングやドローイングで制作していたものの、高校生活最後の年に彫刻のクラスで最初のキャット・アーマーを造り出しました。その後は鍛冶の技術を学びつつ、アート/デザインの大学で宝飾デザインを専攻します。 そして、最終的にそうしたテクニック全てを結集し、古今東西の鎧甲冑デザインへの知識を深めていった上で、今のようなキャット・アーマー&マウス・アーマーの形に落とし込み、より本格的なモノへと昇華していったのです。
造り貯めた作品で個展を開いてからというもの、本当のアーティストになれたジェフさん。今では大学で宝飾デザインの講師として、またアーマーを生み出すアーティストとしても活躍しています。
ちなみに、これらのアーマーは実際にネコやネズミに着せたコトはないそうです。ただ一度だけ、家の飼い猫に着せようとしてみたそうですが...「引っ掻きキズの跡が(上手く行かなかったコトを)証明しているでしょ」とのこと。 まぁ、ホントにネコやネズミに着せて強化させることが目的ではなく、「人間に観てもらった時の反応のほうが、もっと興味がある」とおっしゃっているので、カレのウェブサイトに飛んで、イロイロと拝見してみましょう。
『七人の侍』ネズミや、はたまた『聖闘士星矢』の聖衣のような高級感あふれるアーマー、そしてサムライ・キャットの造り方講座など、盛り沢山の内容でお楽しみ頂けますヨ!
ネコvsネズミの終わりなき闘争の果てに生まれた(?)キャット・アーマー&マウス・アーマー[Kotaku Japan]
Cats and Mice[Jeff de Boer via Ghosts in the Machine via io9]
(岡本玄介)
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サムネ画像が「手足を畳んで軽快に空を飛んでる」様に見えたw
キャシャーンにでてくるフレンダーに見えた