皆大好きレゴを映画にした『レゴ・ムービー』。映像の美しさは評判で、初登場で首位を獲得する等、興行的にも成功を収めています。そんな『レゴ・ムービー』のメイキングを、イカしたネタを提供するKotakuの新姉妹ブログ「Sploid」が紹介中。
レゴで遊び、それをデジタルで忠実に再現する製作過程は、レゴ好きにはたまらないはず。では、以下から約7分のメイキング動画をご覧ください。
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モデリングに関しては見ての通り、コンピューター上でレゴを組み立てています。だから、ブロックの接合部分が合わなければ、組み合わすことも出来ません。
そして、レゴを忠実に再現する為に資料として実際にレゴを組み立てる作業が発生したようですね。動画に登場する大型プロップのように、実際のレゴがあれば比較的簡単に組み立てることが出来たかもしれませんが、どのブロックを組み合わせれば出来るのかという指示が具体的に無いモデルの場合は、解析作業が発生してしまうので、レゴに慣れていない人にとっては大変だったことでしょう。
次に、ストーリーボードアーティストが手書きでストーリーボードを描き、ショットの動きを見て行きます。OKが出ると、レイアウターがキャラクターやカメラを設置。レイアウトでキャラクターや背景、カメラ位置が決定したら、アニメーション付けに入ります。アニメーションのアプルーバルが取れたら、ライティング等の行程に移って行きます。
アニメーションのレビューには、それに特化したフォーマットを使用。これで重点的にフェイシャル等もチェックしていくそうです。
CGアニメーションのフローは、一般の作品と変わりありません。やはり、注目すべきはモデリングの方法でしょう。実際のレゴと全く同じようにコンピューターで再現しているのが興味深いです。「どうせ見えないんだから、ちから技でどうにかしよう」というのを許さないレゴへの拘りとプライドを感じますね。
このような努力の結果、完成した『レゴ・ムービー』の日本公開は3月21日。大人も子供お楽しめると話題の作品なので、是非劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
[via SPLOID]
(中川真知子)
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