という訳で今回は、生誕60周年を記念してジャッキー・チェンの数々の名作の中から、6本をピックアップして紹介いたします。
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■酔拳(1978年)
悪漢に敗れた雪辱を果たすため、酒を飲めば飲むほど強くなる奥義「酔八拳」を会得した、ぐうたら男の成長を描く作品。カンフー映画の定番である仇討ちものではなく、かなりコミカルな設定で大ヒットを記録し、ジャッキーは明るく楽しいカンフー映画の路線をどんどん開拓していきます。90年台に制作された続編『酔拳2』も人気作品です。
■蛇拳(1978年)
大道場での稽古台にされ辛い日々を送る青年が、ある日助けた老人から「蛇形拳」を授けられ、その使い手を狙うライバルの鷹爪派の拳士に戦いを挑むというストーリー。スタッフ・キャストが「酔拳」とほぼ一緒で、ジャッキーのコミカル路線の最初の火花が垣間見える一本です。
■プロジェクトA(1983年)
1900年台の香港を舞台に、ヘマしてばかりの水上警察官のドラゴン(ジャッキー)が、陸上警察のエリートのジャガー(ユン・ピョウ)、コソ泥のフェイ(サモ・ハン・キンポー)らと協力して、海賊退治をする作品。激熱なキャストとすげぇアクションが見どころ。時計台からの落下シーンやテーマ曲も有名です。
■スパルタンX(1984年)
スペインで軽食のワゴン車販売を営むトーマス(ジャッキー・チェン)とデヴィッド(ユン・ピョウ)が探偵のモビー(サモ・ハン・キンポー)と共に、謎の集団に誘拐された女性の救出に挑む......という非常にコミカルなサモ・ハン・キンポー監督作品。ビッグ3が再集結! カーチェイスもさることながら、なんといってもラストのジャッキーvsベニー・ユキーデの対決シーンが最高です。今作とあんまり関係ないゲーム版も人気となりました。
■ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年)
刑事殺しの汚名を着せられた刑事が、麻薬組織の撲滅のため奮闘する姿を描く作品。コミカルな部分もありながら、シリアスな展開を見せていくところが魅力的です。『プロジェクトA』 と並び評される人気作で、スピンオフを含め沢山のシリーズ作品が作られています。
■レッド・ブロンクス(1995年)
叔父の結婚式に出席するためニューヨークのブロンクスにやって来た香港の刑事クーンが、万引きしたチンピラを懲らしめたことで事件に巻き込まれ、犯罪組織と対決する羽目になるというストーリー。全米興行収入1位を獲得し、アメリカでジャッキー認知度を一気に上げた作品です。木人のシーンが素敵で、自宅に木人が欲しいと思った人が続出しました。たぶん。
言うまでもなくジャッキー作品は他にも沢山ありますが、あなたの好きなジャッキー作品はなんですか? ジャッキーは今年で還暦ではありますが、これからもどんどん活躍して、もっと名作を残していって欲しいですね。そして、いつの日かエクスペンダブルズに出てほしい!
ちなみに、今回紹介した『ポリス・ストーリー』シリーズの最新作『ポリス・ストーリー/レジェンド』は、6月6日より全国ロードショー。シリアス路線な作風と引退発言は何だったんだ! という勢いで魅せてくれるアクションが大変気になります。
また、特典付き前売り券を買って応募すると、抽選でジャッキーの吹き替えでお馴染みの石丸博也さんと『ポリス・ストーリー/レジェンド』の吹き替えで共演でき、さらにエンドロールにも名前が載る権利が貰えるという激熱なキャンペーンも展開中です。
Dunken Master (1978) HQ trailer[YouTube]
Snake in the Eagle's Shadow (1978) trailer[YouTube]
[ Trailer ] A計劃 ( Project A )[YouTube]
[ Trailer ] 快餐車 ( Wheels On Meals )[YouTube]
[ Trailer ] 警察故事 ( Police Story )[YouTube]
Rumble in the Bronx - Theatrical Trailer[YouTube]
『ポリス・ストーリー/レジェンド』予告編[YouTube]
[『ポリス・ストーリー/レジェンド』公式サイト]
(傭兵ペンギン)
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