「ギャルのパンティおくれーっ!!!!!」
というウーロンの横槍で、念願の世界征服を阻止されてしまったピラフとその一味。ですがもしも、ここでちゃんと願いが叶えられていたとしたら、以降は一体どんな世界になっていたのでしょうか?
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以前、悟空がいなければブルマが最強! という説もご紹介しましたが、「たられば」の話なので、どんな妄想もできるのも事実。
しかし、今回は「Observation Deck」で紹介されていた一つの可能性を見てみるとしましょう。
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悟空たちが牢屋から逃げ出すところまではおそらく変わりはないでしょうが、この時点で違うのはギャルのパンティが空からヒラヒラ落ちてくるかわりに、ピラフが世界の征服者になっているだけ。
なので、悟空が満月を見て大猿に変身してしまう部分もそのままだと考えられます。ヤムチャがみんなを抱えて逃げ、大猿のシッポは切られてまた悟空に戻るという部分も恐らく同じです。
そしてそれ以降ですが、全人類が世界の征服者となったピラフに反旗を翻す世の中になっているかどうか? でまた考え方が変わりますが、ここではピラフを良しとしている世界だと仮定します。それには以下の様な理由が考えられるからです。
『ドラゴンボール』の世界で不思議なのは、この世の一部で起こっている7つの玉を巡る騒動が、他の巨大都市とまったく関与しておらず、人々は無関心のままだということ。南の小さな村で起こっている神龍の登場など、誰も知りませんし、助けにも来やしません。
この理由から、例えピラフが世界を征服していたとしても、彼が世界を恐怖のドン底にでも叩き落とさない限りは静かに征服されたままで、きっと人々は平穏無事に暮らしているでしょう。
しかし、一方ではレッドリボン軍というこれまた世界征服を企む悪の軍団の存在があります。ピラフと手下のシュウ&マイだけでは、軍隊を持つ彼らは相当な脅威になると考えられ、ピラフ如きにデカい顔をさせるとは思えません。
さらに、ドラゴンボールを奪って神龍に願いを叶えられてしまった悟空たちは、それから打倒ピラフに燃え相当な鍛錬を積んで挑んでくる可能性も大いにあります(もしピラフを追い出したら、たぶんウーロンがスケベ心で世界を征服したいと言い出すかもしれません)。
神龍がピラフの願いを叶えていたとしても、せいぜい征服期間は1年か2年でしょう。その間にもレッドリボン軍と悟空たちは力をつけてきますし、ピッコロ大魔王を復活させようがさせまいが、最後には悟空に倒されてしまう流れは変わらないかと思われます。
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『ドラゴンボール』の世界観を基本に考えるとなきにしもあらず......な展開ではないでしょうか?
ピッコロ大魔王が登場する前段階で、ピラフ編が挟まれるかな? 程度のもので終わっていたような気がします。
ちなみに、鳥山明作品ではお馴染みの、2足歩行し人語を話す動物型人間は、『ドラゴンボールZ』の時代から一気にいなくなりました。一説によると、『DB』人口の17%が動物型人間だったと言われていますが、やはりギャグ調だった初期から比べ、ベジータ編以降のシリアスな展開にそぐわないキャラクターになってしまったのでしょうか?
ピラフが世界を征服しようがしまいが、動物型人間も激減していたと思われます。バトルも荒野などで行われるようになり、人間型のモブも激減していますしね。
『DB』ファンの皆さんは、もしピラフが世界の征服者となっていた場合、どんな世界が繰り広げられると思いますか?
What If Pilaf Made His Wish To Become Ruler Of The Earth?[Observation Deck]
(岡本玄介)
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コメント
コメントを書くあの世界は「世界征服の願いが叶って数百年たった世界」です。
叶えたのは犬の国王のご先祖様。その犬王朝がピラフ王朝にすげ変わるだけ。
昔の封建国家の国境線あたりの村なんかが「戦争に負けても税の払い先が変わるだけ」みたいな影響しか無さそう。