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小原信治さん のコメント

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小原信治
>>2
たとえばテレビでは魚を捌くところは放送するのに、牛や豚や鶏を解体するところは放送しません。以前スペインで取材した闘牛も「真実の瞬間」と呼ばれている刺殺の瞬間は放送できませんでした。でも、タレントがステーキを食べて「おいしい」と言っているところは放送します。僕はずっとおかしいな、と思っていて、事あるごとに放送局の方に「どうしてなんですか?」と訊くんですが、明確な答えを返してくれる人に出逢ったことがありません。ある人は「視聴率が取れないからじゃないか?」と言っていましたが、視聴率が取れない=視聴者が見たくないものだとすれば、彼らが食べている肉はいったい何なのだろうと考えてしまうんですが、どうやらそういう僕の方がマイノリティみたいです。
No.3
105ヶ月前
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 僕らは「いのち」を食べて生きている。それは紛れもない事実だ。しかし、僕らはその真実にモザイクを掛けたような日々を生きている。モザイクの下で行われていることを僕らが見ることはほとんどない。だからモザイクの下にどれほどの矛盾や欺瞞があったとしても、僕らはそのことに気づかないし、知ることもない。けれど、隠しても隠しきれないものもある。それは  
草の根広告社
『草の根広告社』は、放送作家を生業とする僕が、2004年からとある番組サイトで日々の想いを徒然なるままに綴って来た「人生日誌」です。大都市東京の通勤圏にある海辺の小さな町「秋谷」で暮らしている現在は、本業の傍ら、浜でビーチグラスを拾い、畑を耕し、海沿いを走りながらの日々の思索と

「海辺暮らしのミニマリズム」について書いていこうと思います。ともに掲載する「海と空の写真」が読んで下さる方の深呼吸になればと願っています。