葵上さん のコメント
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自分自身も気づかぬうちに荷担してしまってはいないだろうか。マスメディアで働くひとりとして我が身を振り返ったのは、とある週刊誌のスクープ記事だ。案の定常軌を逸した取材だと批判されている。男性である僕ですら目にした瞬間にそう思ったのだから、主な読者層である女性の嫌悪感はなおさらだろう。誰も止めなかったのか。スタッフに女性はいないのか。などと可視化された世間の声がひとつの波となって今も出版社を揺さぶり続けているのが容易に想像できる。
稲盛和夫さんの言葉だったでしょうか。
誠実でないと、結局は長続きしないのでは……そう思い、少し冷ややかに距離をおいてしまいます。
しかし、最近、自社が、いわゆるブラック企業ではないかと思えるときがあります。そして、その責任は自分にもあると。報酬のない時間外労働をしているとき、ふと我に返ると、横で同じように残る後輩が。あぁ、こうやってブラックと呼ばれるようになるんだろうな、とか。
あくどいとまでは言えなくても、誠実でないセールストークなど。
どうして、綺麗なモノだけでは駄目なのかなぁ、と不思議に念ってしまいます。
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