自分自身も気づかぬうちに荷担してしまってはいないだろうか。マスメディアで働くひとりとして我が身を振り返ったのは、とある週刊誌のスクープ記事だ。案の定常軌を逸した取材だと批判されている。男性である僕ですら目にした瞬間にそう思ったのだから、主な読者層である女性の嫌悪感はなおさらだろう。誰も止めなかったのか。スタッフに女性はいないのか。などと可視化された世間の声がひとつの波となって今も出版社を揺さぶり続けているのが容易に想像できる。
草の根広告社
「人は夢や理想だけじゃ食べていけないのだろうか。」
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2016/06/27(月) 07:00 「海辺のレモンサワー教室」
2016/07/01(金) 07:00 「草の根広告社はこの時代において誰に何を広告してゆくべきなのかを少しだけ真面目に考えてみた。」
コメント
コメントを書く先日知り合いのフランス人女性に最近のメディアに対する嫌悪感のことを話していたら、彼女が「記者もそれが仕事だからね」と言われました。それ以来その一言についてよく考えるようになりました。興味がある人に関する記事などは自分もついつい見てしまう傾向があるので、決して人のことは言えないのですが、やはり個人が取捨選択するしかないのだろうと思います。売れるから書くのか、書くから売れるのか、そのあたりはよくわかりませんが、やはり消費者側の問題だろうと思います。まだまだ民度が低いなあと感じてしまうことしばしばです。アタシ社のような、小さくても素敵なメディアがたくさん出てくればいいなあ。
理念が希薄化すると企業の命運は尽きる。
稲盛和夫さんの言葉だったでしょうか。
誠実でないと、結局は長続きしないのでは……そう思い、少し冷ややかに距離をおいてしまいます。
しかし、最近、自社が、いわゆるブラック企業ではないかと思えるときがあります。そして、その責任は自分にもあると。報酬のない時間外労働をしているとき、ふと我に返ると、横で同じように残る後輩が。あぁ、こうやってブラックと呼ばれるようになるんだろうな、とか。
あくどいとまでは言えなくても、誠実でないセールストークなど。
どうして、綺麗なモノだけでは駄目なのかなぁ、と不思議に念ってしまいます。
過剰な記事が多くなったメディアですが、記事の内容を100%信じるかあるいは参考程度にするか、それは読む側の判断ですよね。メディア側の方もお仕事ですから、それを否定することはできないし、あとは自己判断で信じるかどうかかと。
小さな出版社、素敵なメディアですね。
大きなメディアではない素朴な感じがいいですね。
>>1
さすがフランスの方は多民族国家ですね。自分が気に入らないものに関して不干渉ではあるけれど、存在は認めるというか。日本は単一民族だからでしょうか。気に入らないものを束になってその存在まで叩き潰そうとする最近の傾向は集団行動が苦手な僕には「怖いなあ」のひと言です。
>>3
気づいても何かを守る為に見て見ぬフリする人。気づいてしまったから変えようとする人。どちらにも正義があると思いますが、最後は自分に嘘をつくことが平気か平気じゃないか。ということに尽きるような気がします。僕は自分に嘘をつくと強いストレスを感じるせいで、ついつい正直過ぎる想いを口にして誰かを傷つけてしまうのですが。いくつになっても「大人の嘘」がつけません。
>>4
そういう成熟した読者ばかりだといいんですけどね・・・というコメントひとつ揚げ足を取られてすぐに炎上してしまう今のネット社会がメディアを監視するという意味においては正常なのか、それともやっぱり異常なのかが僕には今ひとつわかりませんね。