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小原信治さん のコメント

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小原信治
さらに美味しく作ることもそうですけど、僕はさらに珍しいもの、市場で見掛けないものをという方向に行ってます。野菜作りは本当に奥が深いです。しかも家族に喜ばれる。なかなかの趣味だと思います。
No.3
100ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 夏は太陽を食べる季節だ。  噎せ返るような草いきれを掻き分け菜園に入ると、宙から惜しみなく降り注ぐ夏の光が育んでくれた邪気のない命の数々が息づいていた。赤、深緑、薄緑、黄緑、黄色。太陽が詰まったひとつ一つの果実はまるで色彩見本のように鮮やかだ。掌で包むように触れると命あるものだけが発する独特のぬくもりが伝わってくる。葉脈の流れと鼓動を感じる。そう、まるで大きくなった妻の腹部の、厚さ 3 センチほどの肉壁の下で日々成長し続けている胎児のような。    
草の根広告社
『草の根広告社』は、放送作家を生業とする僕が、2004年からとある番組サイトで日々の想いを徒然なるままに綴って来た「人生日誌」です。大都市東京の通勤圏にある海辺の小さな町「秋谷」で暮らしている現在は、本業の傍ら、浜でビーチグラスを拾い、畑を耕し、海沿いを走りながらの日々の思索と

「海辺暮らしのミニマリズム」について書いていこうと思います。ともに掲載する「海と空の写真」が読んで下さる方の深呼吸になればと願っています。