小原信治さん のコメント
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他力本願になれない子供だった。親の力に頼らねば生きられない自分の無力さがもどかしかった。子供ってなんて不自由なんだろう。大人になればこの不自由さから抜け出せして自由になれるんじゃないだろうか。ずっとそんな風に思っていた。
だから、七夕の短冊にはいつもこう書いていた。
「はやく大人になりたい」
精一杯の大人びた字で書いていた。
僕は17歳の冬に「今のこの気持ちのまま大人と同じ財力や権利を身につけよう。つまらない大人には絶対にならない」と誓いました。そうすれば最強じゃん、と。大人は嘘つきで事なかれ主義でつまらない人種だと完全に上から目線でバカにしてたんですね。そいつは今も僕の中でしっかりと生きていて、つまらない大人になりそうになると文句を言いに出てきます。面倒臭いです(笑)
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