小原信治さん のコメント
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一段と冷えた秋風が音もなく胸を通り抜けるとき、そこに「夏の喪失感」があることをまざまざと思い知らされる。喪失感について考えるたびに「無い」のに「有る」というのもなんとも不思議だなと思うのだけれど。それはともかく、暑さが残っているうちは夏の命が終わったことを実感し難かったのだろう。暦の上ではとっくに秋だったのに。
「0(ゼロ)」の発明は数学の進歩に多大なる影響を与えたそうです。「無い」ことが「有る」。数学的でありながら文学・哲学的な感覚ですよね。
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