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Kuchanさん のコメント

この前、たしかNHKだったと思いますが、糸井重里さんと宇多田ヒカルさんが対談をされているのを観ました。宇多田さんが生後まもないお子さんと接していく中で「自分の記憶が失われている最初の2-3年がここにあったと感じた」というような意味のことをおっしゃっていました。私は残念ながら子を産んで育てるという経験をしたことがないのですが、すごい感性だなと思いました。

私自身も生まれてから3歳くらいまでの記憶はありません。なんとなく記憶のイメージだけが心に浮かぶというようなことはありますが、それが何歳だったのか自分ではわかりません。でも小原さんがおっしゃるように、なにか温かいものがじわっと心の底に存在していることを感じることがあります。それはきっと赤ん坊のときに両親が注いでくれた愛情が溜まったなにかだと思います。それはうまく言葉にはできませんが、間違いなく今でも自分を支えてくれている温かいなにかであり、それを感じるときは必ず目頭が熱く心がじーんとなります。あえて言葉にするとすれば、自分は生まれてきてよかったんだなと思えるということかもしれません。
No.3
94ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 人類は記憶喪失だ。そう言ったのは『神々の指紋』の著者グラハム・ハンコックだ。僕らが学校で習う人類の歴史、その遙か以前に 18 世紀を凌ぐような文明が存在したとしか説明しようのない痕跡は世界各地で発見されている。大陸の移動や氷河期で海底に沈んだ「彼らの記憶」を僕たち人類は忘れてしまっているというのだ。  
草の根広告社
『草の根広告社』は、放送作家を生業とする僕が、2004年からとある番組サイトで日々の想いを徒然なるままに綴って来た「人生日誌」です。大都市東京の通勤圏にある海辺の小さな町「秋谷」で暮らしている現在は、本業の傍ら、浜でビーチグラスを拾い、畑を耕し、海沿いを走りながらの日々の思索と

「海辺暮らしのミニマリズム」について書いていこうと思います。ともに掲載する「海と空の写真」が読んで下さる方の深呼吸になればと願っています。