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「保育園、行かせて良かったよね?」
風呂上がりに突然そんなことを思って、冷えた白ワイン片手に新聞を読んでいた妻に訊いた。娘は寝室で大の字になって寝息を立てている。さっきタオルケットを掛け直したばかりだ。
「良かったっていうのは、親にとって?それとも子供にとって?」
確かに娘が保育園に行くようになって職場復帰した妻にとっては親にとってという側面も強いのだろう。その前も今も仕事を続けている僕はその質問に娘にとってという思いしかなかったことを恥じた。
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